三戸高校の挑戦
2023-09-25 12:55:43

青森県立三戸高等学校が全国募集の新たな試みとしてポスター制作に挑戦!

青森県立三戸高等学校が、少子化や人口減少に伴い、全国から生徒を募集する魅力化プロジェクトをスタートしました。この取り組みは、学校の独自性を強調し、広くアピールするために生徒自身が中心となってポスターとパンフレットを制作するというものです。このプロジェクトは特に「クリエイティ部」という部活動を通じて行われ、地域の課題をクリエイティブに解決することを目指しています。

このプロジェクトの開催にあたり、初日は広告クリエイターによる講義が行われ、ポスター制作の基本的なノウハウを学びました。続く2日目は、具体的な企画を考える時間が設けられ、各生徒は講師から受けたアドバイスを元にアイデアを練りました。そして3日目には猛暑の中での撮影が行われ、生徒たちの情熱が写真に残されました。最終日には、撮った写真を元にレイアウトを決定する作業を行い、さまざまなアイデアを試行錯誤しながら完成度を高めていきました。

制作されたポスターは、三戸高校の特徴的な環境や教育内容を強調し、生徒自身のモデルが被写体となることで、親しみやすさを出しています。例えば、学校の近くにある三戸城の歴史を表現し、実際の鎧を着て撮影した姿は、地元への愛着を感じさせます。また、自然豊かな環境をドローンで撮影し、校外の美しさもアピール。少人数制のメリットを活かし、生徒ひとりひとりの個性を発揮できることも強調されました。さらに、インターハイに出場した軟式テニス部の選手たちがモデルとなり、実際に活躍する姿を展示しました。

このように、三戸高校では生徒と教師の距離が近く、フレンドリーな環境が育まれています。それを伝えるために、ゲームを用いた表現も取り入れられています。また、青森県内でも唯一の昼食提供制度を導入しており、給食センターが作る美味しいランチを共に楽しむことも魅了の一つです。

今回のポスター制作は、地域のプロのクリエイターたちとの連携が大きな力となりました。広告クリエイターの日下慶太や、青森のデザイナー団体がサポートし、生徒たちと共に創り上げるプロセスが楽しさと充実感を提供しています。

完成したポスターは、10月から弘前市のヒロロや、11月から八戸市の青森銀行八戸支店ギャラリーで展示されるほか、来たる9月23日と24日には東京で行われる生徒募集の説明会でも活用される予定です。この活動を通して、より多くの若者たちが三戸高校の魅力に気づき、夢を追いかけられる場所としての認知が広がることを期待しています。今後もこの取り組みを続けていくことで、三戸町の地域活性化に貢献していく意気込みです。

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青森県三戸町
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青森県三戸郡三戸町大字在府小路町43
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