地域情報誌の新たな挑戦「第16回企画大賞」がついに開催！

地域の情報を提供するタウン情報誌が全国から集結し、斬新な企画を競う「第16回企画大賞」が先日開催されました。このコンペティションは、タウン誌の持つ地域密着型の特性を最大限に活かし、新しい営業企画や編集企画を展示する場として、年に一度行われるものです。今年で16回目を迎えるこの賞は、地域情報の発信に寄与する素晴らしい事例が多く、全国的な注目を集めています。

参加企画数と受賞結果

今年の企画大賞には、全6部門で計62の企画が応募されました。各部門の大賞や準大賞は、ネットワークに加盟するタウン情報誌の編集長などの専門家による投票で選ばれました。

営業企画部門

営業企画部門では、14の応募の中から新潟の「株式会社ジョイフルタウン」の『キャンプ本』が大賞に輝きました。この企画は新たな試みとして、高い広告売上を実現。準大賞には、大分の「おおいたインフォメーションハウス株式会社」が提出した『商工会伴走型広告』が選ばれました。

編集企画部門

編集企画部門では、18件の応募の中から愛媛の「エス・ピー・シー」が手掛けた『いよし日和特集』が大賞を受賞。素晴らしいデザインと多くの読者の反響が成功の鍵でした。準大賞は宮城の「プレスアート」からの『MELOGAPPA表紙チャレンジ企画』が選ばれました。

SP・行政部門

この部門では、奈良の「エヌ・アイ・プランニング」の『ならメシプロジェクト』が大賞を獲得しました。行政との連携で新たな価値を創出したこの企画は、多方面から注目を集めています。

その他の部門

販売促進部門では、宮城の「プレスアート」が行った書籍の全国販売チャレンジが見事に大賞に選ばれ、愛媛の「エス・ピー・シー」が「読者組織himekoの活用」で新規事業部門の大賞を受賞しました。また、クリエイティブ部門では栃木の「新朝プレス」が『星の杜中学校・高等学校ブランディングツール展開』で大賞に輝きました。

タウン情報全国ネットワーク

タウン情報全国ネットワークは、日本全国の地方都市で発行されるタウン情報誌を中心としたメディア企業が加盟する組織です。コンペティションの実施や共通読者プレゼントなどを通じて、地域の情報をより活性化させる動きを見せています。また、このネットワークは45年以上の歴史を持つ広告代理店として、地域情報の発信を続けています。近年ではWEB上での情報配信や地方自治体との連携にも注力し、時代に合わせた地域情報の提供を行っています。

このように「第16回企画大賞」は、地域密着型のメディアの重要性を再認識させる素晴らしい機会となり、参加企業の挑戦を後押しする結果となりました。地域情報をより深く掘り下げる企画に今後も期待が寄せられます。