JWSC国際スノーボード&スケートボード専門学校の期待の星
新潟県妙高市に位置するJWSC国際スノーボード&スケートボード専門学校から、素晴らしいニュースが飛び込んできました。スノーボード学科に在籍する1年生の山田琉聖さんが、FISスノーボードワールドカップ2024/2025初戦のスノーボードハーフパイプ競技において、見事3位に輝きました。この成績は、彼にとって自身初のワールドカップでの表彰台獲得となります。
実力を証明した独創的な滑り
中国のシークレットガーデンで開催された今回の競技には、数多くのオリンピックメダリストが参加する中で、山田さんは強みである独創的な滑りと高い技術を駆使し、1回目の滑走から高得点を記録しました。決勝進出は2度目となり、その滑りもまた素晴らしいものでした。特に、ダブルマックツイストから1440、さらにまた1440をつなげるという難易度の高いトリックを決め、観客や審査員を魅了しました。
山田さんは競技後、「初めてワールドカップの表彰台に立てて、とても嬉しいです!」と笑顔でコメント。「自分が思い描く滑りができたと思います。今年から新潟に引っ越し、より大きなジャンプ台で練習できるようになったことで、難易度の高い技に挑戦できることができています。」と自信を見せました。
次なる挑戦と目標
次のワールドカップ第2戦は、12月18日から20日にアメリカのカッパーマウンテンで行われます。山田さんは、2本目と3本目の滑りに課題があったことから、「次戦では自分のルーティンをしっかりと成し遂げ、得点を伸ばせるように頑張りたい。」と意気込みを語りました。
これまでの努力の積み重ねが実を結び、山田さんは今シーズンの後半にはさらに調子を上げることを期待されており、オフシーズンからのトレーニングや学んできたことが全て活かされていることが伺えます。入学後からは、世界で通用するトリックの構成や発展を目指し、個別のトレーニングメニューを用いて体の使い方に特化した授業が行われてきました。
オリンピックへの道
今シーズンは、2026年のミラノコルティナオリンピックに向けた重要な時期となり、世界ランキングの順位がオリンピック出場に繋がるため、各大会での成績が一層重要になってきます。2025年の世界選手権や全日本選手権での成績が基準となり、その結果によってオリンピックへの扉が開かれることでしょう。
JWSC国際スノーボード&スケートボード専門学校では、オリンピック選手やプロスノーボーダーの輩出を目指して日々教育活動を行っています。このような注目選手が学校から生まれることは、学校の名声を高めると共に、未来の競技者たちへの刺激となることは間違いありません。山田琉聖さんのさらなる成長と活躍に、引き続き期待が寄せられます。
今後のワールドカップ日程は以下の通りです。
- - 第2戦:12月18日~20日、アメリカ・カッパーマウンテン
- - 第3戦:1月15日~18日、スイス・ラークス
- - 第4戦:1月30日~2月2日、アメリカ・アスペン
- - 第5戦:2月19日~22日、カナダ・カルガリー
現地のファンや関係者を始め、日本中が次なる挑戦を楽しみにしていることでしょう。彼のさらなる飛躍を見守りたいと思います。