初のサステナブル週
2025-10-31 14:31:05

TSIホールディングスが初の「Sustainability WEEK」を開催 - サステナブルな未来に向けたアプローチ

TSIホールディングスが10月27日から30日までの4日間、赤坂本社で初の「Sustainability WEEK」を開催しました。このイベントでは、サステナブルなモノづくりをテーマにした各種プログラムが展開されました。初日は、社員や他社のアパレル関係者を招いての映画上映が行われ、アパレル業界における環境意識の高まりを促す内容として注目を集めました。

上映された映画は、「ファッション・リイマジン」。このドキュメンタリーでは、環境活動家の両親からインスパイアを受け、ファッション業界の現状に危機感を抱いた「Mother of Pearl」のクリエイティブ・ディレクターエイミー・パウニーの挑戦が描かれています。彼女は、持続可能なブランドとしての方向転換を目指し、革新的なサステナブルコレクションを手掛ける姿を通して、業界の変革の必要性を訴えました。

イベントの2日目と3日目には、サステナブル素材を使用した製品の展示が行われ、リサイクル素材やオーガニック素材、革新的な技術を用いたテキスタイルが紹介されました。これには、TSIが新たに取得した国際オーガニックコットン認証(OCS)の素材や、インドのオーガニックコットン畑で生まれたコットンを使用した商品が含まれ、持続可能な製品に対する関心を高めました。会場では、企業としての温室効果ガス削減や多様性の保全に向けた努力も紹介され、来場者に具体的な取り組みを示しました。

最終日には、WWDJAPANが主催するセミナーが行われ、「リセール革命」というテーマでファッションの新たなビジネスモデルについて深く掘り下げました。サーキュラーエコノミーにおけるリセール市場の成長を背景に、ファッション業界は「つくって、売って、終わり」の従来のモデルを見直し、いかにして新たな経済圏を築いていくのかが議論されました。登壇者には、エコミット社の川野輝之氏やビームスの金城奈美氏が参加し、古着の回収が持つ意義やビジネスへの影響についてケーススタディが紹介されました。

また、マーガレット・ハウエルの山本真也氏が、オウンドリセールの成功事例について語り、業界の未来についての期待と懸念を共有しました。セッションは参加者の意見も取り入れ、新リセール市場がファッション業界にどのような変革をもたらすかを一緒に探求しました。

今回の「Sustainability WEEK」は、TSIホールディングスのSDGs推進部長、本宮青芸氏の思いを込めて企画されました。「サステナブルなファッション企業であるためには、多角的なアプローチが不可欠」と語る彼は、業界全体が協力して持続可能な未来に向けて取り組むことが重要であると強調しました。今後もこのようなイベントを通じて、企業のコミットメントをさらに強化していく意義を訴えています。


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会社情報

会社名
株式会社TSIホールディングス
住所
東京都港区赤坂8-5-27住友不動産青山ビル
電話番号
03-5785-6400

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