シニアが活躍！カンボジア車いす整備事業写真展が札幌で開催

シニアの技が世界を動かす！カンボジア車いす整備事業写真展

北海道札幌市で、国際協力活動の現場を垣間見ることができる写真展が開催されます。特定非営利活動法人「飛んでけ！車いす」の会が、JICA草の根支援事業として取り組むカンボジアでの車いす整備事業を伝える写真展です。

日本のシニア整備士の技術が、カンボジアで活きる

「飛んでけ！車いす」の会は、長年、日本からカンボジアへ車いすを寄贈する活動を行ってきました。しかし、単なる寄贈だけでなく、その後の整備・維持が重要であることに着目。そこで、熟練のシニア整備士がカンボジアへ赴き、現地の人々に車いすの整備技術を指導するワークショップを開催しています。

写真展では、日本のシニア整備士たちが、異なる環境の中、熱心に技術指導にあたる様子を捉えた写真や動画を展示。カンボジアの美しい風景や文化も織り交ぜ、現地の人々の生活や文化に触れることができます。

200台以上の車いすをカンボジアへ寄贈

これまでに「飛んでけ！車いす」の会は、200台以上の車いすをカンボジアに届けてきました。しかし、寄贈した車いすを長く安全に使うためには、継続的な整備が不可欠です。そこで、現地の人々に整備技術を伝え、自立を支援する活動が続けられています。

ワークショップの開催実績

2018年から2021年にかけてはインドネシアで同様の事業が行われ、2023年にはカンボジアの首都プノンペン市でワークショップが開催されました。写真展では、これらのワークショップの様子も紹介されます。

写真展の開催概要

会場：リサイクルプラザ宮の沢（札幌市西区宮の沢1条1丁目1-10 ちえりあ1階）
会期：2023年6月23日(金)～29日(木)
* 時間：10時～18時（29日は15時まで）

展示スペースの募集

現在、写真展で展示する写真や動画を展示できる場所を探しています。予算は限られていますが、展示費用をお支払いします。国際協力活動の啓発、カンボジアの文化理解にご協力いただける方は、担当理事の上杉祐介氏までご連絡ください。

「飛んでけ！車いす」の会について

「飛んでけ！車いす」の会は、1998年に設立された特定非営利活動法人です。日本で使われなくなった車いすを海外に送る活動のほか、福祉やボランティアに関する啓蒙活動も行っています。

写真展を通して、国際協力への理解を深めよう

この写真展は、単なる写真展にとどまりません。シニアの技術力、国際協力の重要性、そしてカンボジアの文化に触れることができる貴重な機会です。多くの人にこの写真展を見ていただき、国際協力への関心を高めてもらいたいと願っています。