フォーステックが未来を育む出張授業を実施
株式会社フォーステックは、2023年6月に神戸市立有野中学校、かえつ有明中学校、洗足学園中学校の3校で出張授業を行いました。この授業は、海洋プラスチックゴミの問題を解決するための取り組みとして、「クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス(CLOMA)」が主催する未来デザインプログラムの一環です。授業の目的は、次世代を担う中学生たちに資源循環や環境問題への理解を深めてもらい、持続可能な社会を想像し創造する力を育むことです。
授業内容:未来の社会を考えるヒント
授業のテーマは「そのゴミ、どこに行く?〜のぞいてみよう、ゴミ箱から見える社会!?〜」です。このテーマの下、フォーステックが開発した環境に配慮したIoTスマートゴミ箱「SmaGO」を取り上げ、海のゴミ問題や資源循環の重要性について学びました。特に、SmaGOがどのように解決に寄与できるか、そしてそれが私たちの未来にどのような影響を与えるかについての具体的な事例を紹介しました。
中学生によるアイデア出し
授業の後半では、SmaGOを活用した解決策を中学生たちが考案するワークショップを開催しました。「街や海をきれいにするにはどうすればよいか?」というテーマに基づいて、子どもたちは自由な発想でアイデアを出し合いました。真剣なまなざしで自分たちの暮らしやゴミ問題を見つめる姿に、フォーステックの講師陣も大いに刺激を受けました。
プログラムの目的と意義
CLOMA未来デザインプログラムは、「未来の私からのメッセージ」というテーマのもと、笑顔で未来を生きる自分を描くことを目指します。このプログラムを通じて、子どもたちは地球と共生するための課題解決に取り組む目標を持ち、それを実現するための思考を育むことが期待されています。フォーステックは、こうした取り組みを通じて、次世代のリーダーを育てていくことに貢献します。
SmaGO(スマゴ)と持続可能な社会
SmaGOは、太陽光発電を利用したIoTスマートゴミ箱で、設定されたゴミを約5分の1に自動圧縮する機能を持っています。また、ゴミの収集状況を把握することができるため、効果的な廃棄物管理が可能です。これにより、ゴミの回収業務が合理化され、資源循環が促進されます。フォーステックは、この技術を駆使してSDGsの目標の達成に寄与し、持続可能な社会の実現を推進しています。
まとめ:未来を見据えた教育の重要性
フォーステックは、限りある資源を循環させる新たな社会の形を模索し、さまざまな方々と協力しながら持続可能な社会の実現に向けた取り組みを行っています。この出張授業もその一環として、子どもたちに環境問題に対する理解を深めてもらい、未来を自ら切り拓く力を育成することを目指しています。私たちは、未来のリーダーたちがどのようなビジョンを描いていくのか、これからも見守り支援していきたいと考えています。