飲食店衛生管理の実態
2023-12-14 10:00:02

【衝撃】飲食店衛生管理の実態調査!75%が衛生面に問題ある店には行かない!その理由とは?

飲食店衛生管理の実態調査:75%が問題ありの店には行かない!



近年、食品への異物混入事故が後を絶たず、消費者の不安が高まっています。そこで、一般消費者1011名を対象に、飲食店などの食品関連事業者の衛生管理に関する実態調査が行われました。調査結果からは、消費者の衛生に対する意識の高さと、事業者側への強い要望が浮き彫りになりました。

2023年、食品異物混入事故の認知度



まず、2023年に食品への異物混入に関するニュースを聞いたことがあるかを質問したところ、65.7%が「はい」と回答。食品への異物混入は、多くの消費者が認識している問題であることが分かります。さらに、これらのニュースを見た際の感想として、72.3%が「とても嫌だと思った」と回答。異物混入に対する強い嫌悪感を持つ消費者が非常に多いことが示されました。

衛生管理に問題のある飲食店への再訪意向



衛生管理に問題があると感じる飲食店に、再び訪れたいと思うかどうかを尋ねたところ、「二度と行かない」と「行かない」を合わせた回答が75%以上に上りました。その理由としては、「安心して食事ができない」「同じことが起きるかもしれない」といった不安や、「健康・命に関わる」という深刻な懸念が挙げられました。消費者は、単なる不快感だけでなく、健康被害のリスクまで考慮していることが分かります。

飲食店利用時の衛生管理への関心の高さ



飲食店における衛生管理についてどの程度気にするかを尋ねたところ、8割以上が「とても気になる」「ある程度は気になる」と回答。衛生管理への関心の高さが明らかになりました。その理由として、「食中毒や感染症が心配」「害虫やネズミが多い環境は不衛生」「異物混入が嫌」などが挙げられ、安全で清潔な食事への強い願望が示されました。

特に嫌だと感じる害虫として、「ゴキブリ(89.6%)」が圧倒的に多く、次いで「ネズミ(79.4%)」、「ハエ(64.4%)」と続きました。これらの害虫は、不衛生な環境との結びつきが強く、消費者の強い拒否反応を示す結果となっています。

食品製造工程全体への衛生管理への関心



食品の製造から販売までの全工程において、どの段階の衛生管理が気になるかを尋ねたところ、「全て気になる(45.9%)」が最多で、次いで「製造・加工過程(41.2%)」と、「販売過程(商品陳列時)(7.9%)」となりました。消費者は、食品が作られ、消費者の手に渡るまでの全過程における衛生管理を重視していることが分かります。

具体的な衛生管理への要望としては、「施設内の清潔さ(73.1%)」、「虫やネズミへの対策(67.9%)」、「食中毒・感染症対策(65.6%)」が上位を占めました。消費者は、食品を取り扱う環境の清潔さを非常に重要視していることがうかがえます。

食品事業者へのメッセージ



調査結果から、消費者は食品の衛生管理に非常に高い関心を持ち、問題のある店舗には二度と行かないという強い意思を持っていることが明らかになりました。事業者側は、消費者のこの強い意識を理解し、徹底した衛生管理体制の構築と、その透明性を確保することが重要です。単なる法令遵守だけでなく、消費者の安心安全を最優先した取り組みが求められています。

甲南防疫株式会社



今回の調査を実施した甲南防疫株式会社は、薬剤メーカーと提携し、総合的な有害生物防除管理を行っている企業です。工場や倉庫など、様々な施設における衛生管理を支援しており、害虫駆除や防虫対策でお困りの事業者にとって頼もしい存在と言えるでしょう。

会社情報

会社名
甲南防疫株式会社
住所
兵庫県西宮市天道町2-28
電話番号
0798-66-2367

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