演劇の新たな幕開け!『賢治島探検記2026』
文学座と演劇集団キャラメルボックスの初コラボレーションが実現し、名作『賢治島探検記』が新たな演出で上演されます。この公演は、『賢治島探検記2026』と題され、2026年1月7日から18日まで新国立劇場 小劇場で行われる予定です。
お披露目される特別な演出
本作の原作は、日本文学界に名を馳せる宮沢賢治。彼の美しい童話の数々を基にしたこの作品は、2002年に初演されて以来、何度も再演され、新たな息吹を与えられてきました。作・構成は演劇集団キャラメルボックスの成井豊が手掛け、演出には近年注目を集める西本由香が起用されています。
俳優陣の多彩な顔ぶれ
公演には、両劇団からそれぞれ6人ずつ、合計12人の多才な俳優たちが出演します。文学座からは栗田桃子、石橋徹郎、萩原亮介などが名を連ね、演劇集団キャラメルボックスからは畑中智行、筒井俊作、多田直人といった精鋭たちが舞台を彩ります。彼らの新しい表現が、賢治の世界をどのように描き出すのか、期待が高まります。
物語のあらすじ
物語は、街の小さな空き地に集まった大学のゼミの一行から始まります。教授が「賢治島はここにあります」と告げ、その証明のために教授と学生たちが宮沢賢治の童話を芝居として上演することになります。この設定が、賢治の幻の世界に観客を誘います。
他にない演出が見どころ
演劇集団キャラメルボックスの哲学、「劇場がなくとも、美術や照明がなくとも、いつでもどこでも上演可能な芝居を」という基本に基づき、シンプルながらも力強い演出が生まれました。観客が賢治の作品の中に入り込み、心に残る体験をすることができるでしょう。
期待される公演の詳細
【公演概要】
- - 公演名称: 文学座×演劇集団キャラメルボックス『賢治島探検記 2026』
- - 原作: 宮沢賢治
- - 構成: 成井豊
- - 演出: 西本由香
- - 出演者:
- 文学座: 栗田桃子、石橋徹郎、萩原亮介、宝意紗友莉、渡邊真砂珠、山下瑛司
- 演劇集団キャラメルボックス: 畑中智行、筒井俊作、多田直人、原田樹里、木村玲衣、石森美咲
- - 主催・企画・製作: TBS
- - 会場: 新国立劇場 小劇場
- - チケット発売日: 2024年10月25日(土)
- - 料金: S席 8,000円、A席 6,000円、車椅子席 8,000円
- - 公式サイト: こちらをクリック
この特別な公演は、演劇界の流れを変える一大イベントとなることが予想されます。文学座と演劇集団キャラメルボックス、それぞれの持ち味を活かしつつ新たな形で賢治の作品をお届けする本公演に大いに期待しましょう。日々の喧騒を忘れ、賢治の夢の世界へ浸る、そんな時間があなたを待っています。