マルハニチロ物流が「TruckCALL」を運用開始
株式会社マルハニチロ物流が、トラック呼び出し&バース予約システム「TruckCALL」の運用を開始しました。このシステムは、株式会社BRAVELOGISが開発したもので、LINEや電話、SMSを活用してドライバーが効率的に荷役待ちを行うことができます。特に、到着前に荷役待ち状況を確認したり、整理券を取得することができるため、現場での待機時間を大幅に削減することが期待されています。
「TruckCALL」は、2018年12月にリリースされて以来、アサヒロジスティクスや日航関西エアカーゴ・システムなど、全国で様々な業態に導入され、6,500人以上のドライバーに利用されています。このシステムの利便性がどのように物流業界に影響を与えるのか、注目が集まっています。
導入の背景と狙い
マルハニチロ物流は、今回のシステム導入にあたって「順番待ち機能」を活用し、トラックの待機時間をより有効に活用できることを目指しています。従来の荷役待ちの仕組みでは、ドライバーが長時間待機することが多く、作業効率が低下していましたが、「TruckCALL」によってその状況が改善されるでしょう。
また、このシステムはLINEという普段から使い慣れたツールを活用しているため、ドライバーにとっても使いやすいのが特徴です。操作も簡単で、到着前に必要な情報をリアルタイムで確認できるため、業務の効率化が図れるでしょう。
これまでの導入先
「TruckCALL」システムは、すでに埼玉県のアサヒロジスティクスや、大阪府の日航関西エアカーゴ・システムなど、全国各地に広がっています。これまでの導入事例を見ても、多くのドライバーから支持されており、システムの導入により現場の作業効率が向上している様子が伺えます。
会社概要
このシステムの開発元である株式会社BRAVELOGISは、大阪府大阪市北区に本社を置く企業です。物流システムの開発・販売を行っており、設立は2018年9月と比較的新しい会社ですが、急速に成長しています。代表取締役は磯本悟氏で、東京にも拠点を持っています。
マルハニチロ物流の導入を皮切りに、今後も多くの企業で「TruckCALL」が採用され、業界全体の改善につながることが期待されています。
この新しいシステムによって、物流業界がさらに進化していくことを楽しみにしています。
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