ドローン操縦士協会が新たなオンライン講座をスタート
一般社団法人ドローン操縦士協会(DPA)は、会員専用のオンライン講座「安全運航管理・基礎講座」を開始しました。この新しい取り組みは、DPA認定校で所定の講座を修了し、ドローン操縦士の「回転翼3級」認定を希望する方々のためのものです。このオンライン講座を受講することで、認定ライセンスの申請手続きが一元化され、利便性が大幅に向上します。
オンライン講座の特徴
これまで「安全運航管理」については認定校での対面講座が主でしたが、新たに導入されたオンラインシステムでは、会員がスマートフォンやPC、タブレットを使って、好きな時間に何度でも学ぶことが可能です。繰り返し受講することで、内容が定着しやすくなるのも大きなメリットです。DPAは独自にeラーニングシステムを開発し、新たなコンテンツとしての「安全運航管理・基礎講座」を提供しています。
今後の展開
DPAは、今後さらに上級資格の「ドローン操縦士 回転翼3級 インストラクター」向けの講座や、試験対策講座などを追加する計画を持っています。また、eラーニングシステムを利用した学習分析やパフォーマンス分析のデータを活用し、会員のドローン操縦能力や知識の向上を図るためのサービスも充実させていく方針です。
ドローンの普及とDPAの役割
ドローン産業は急速に発展しており、その汎用性はますます広がっています。しかし、操縦士の技術や関連法制度への理解は、実際の運用の進展に対して追いついていないのが現状です。特に、安全性が求められる重要な施設でのドローン落下事件が相次いでおり、社会問題として認識されています。
DPAは、こうした問題を解決するためにドローン操縦士の技術向上を目的とした認定ライセンス制度を構築し、安全なドローンの利用を促進しています。その結果、ドローン産業のさらなる発展と未来の航空安全に貢献することを目指しています。
DPAの概要
一般社団法人ドローン操縦士協会は2016年6月15日に設立され、東京都渋谷区に所在地を構えています。代表理事は小林一郎氏が務めており、公式ウェブサイトでは詳細な情報を提供しています。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
- - 所在地: 〒106-0031 東京都渋谷区渋谷1-7-5 青山セブンハイツ504
- - 公式サイト: DPA公式サイト