肌に嬉しい効果を持つ「肌にうれしいこめ油」
築野食品工業株式会社が新たに開発した食用こめ油「肌にうれしいこめ油」が、2025年5月14日に消費者庁から機能性表示食品としての届出が受理されました。この商品は、肌の乾燥が気になる女性に向けて設計されており、特に頬の角層水分量を増加させる効果があるとされています。
こめ油の新しいアプローチ
従来のこめ油の健康効果に加え、築野食品工業は美容面への挑戦を掲げています。美肌の秘訣とも言われるγ-オリザノールに着目し、臨床研究のデータをもとに商品開発を行いました。この製品は、単に料理に使うだけでなく、美容の一環としての効果も期待できる点が大きな魅力です。
開発の背景と目的
「肌にうれしいこめ油」の開発は、環境に優しい商品が健康や美に寄与できるという信念からスタートしました。古くから健康と美の象徴とされる米ぬかに無限の可能性を見出し、研究を重ねてきた結果、γ-オリザノールを機能性成分としたこめ油が誕生しました。この油を日常的に摂取することによって、美容効果が得られることが期待されています。
さらに、同社は商品開発の際に独自の臨床研究を行い、その結果をもとに学術論文を発表するに至りました。こうした科学的な裏付けにより、消費者庁からの機能性表示食品としての認可を得ることができたのです。
使用方法と摂取の目安
「肌にうれしいこめ油」は、通常の食用油を置き換える形で使用できます。1日あたりの摂取目安量は14g、大さじ1杯に相当します。この量には、γ-オリザノールとして28.5mgが含まれており、肌の乾燥に悩む女性に特にお勧めです。
米ぬかの有効利用と環境への配慮
築野食品工業は、こめ油の原料である米ぬかについても深い理解を持っており、その成分の研究を進めています。同社は精米時に発生する米ぬかを基にした製品開発を行い、高度に有効利用するための取り組みとして、こめ油の製造、ファインケミカル事業、オレオケミカル事業を展開しています。これにより、食品だけでなく、化粧品や医療分野にも活用されることを目指しています。
SDGsへの取り組み
築野グループは、持続可能な開発目標(SDGs)の達成にも積極的に取り組んでいます。特に、廃食用油のリサイクルや非可食部の再利用を通じて、地球環境や地域社会への貢献を重視しています。これからも国内の資源を最大限に活用し、持続可能な社会の実現に向けた活動を続けていく計画です。
このように、「肌にうれしいこめ油」は、健康志向の方々や美容に気を使う女性たちにとって、魅力的な選択肢となることを期待されています。今後の展開にも注目が集まります。
詳細については、
築野食品工業の公式サイトをぜひご覧ください。