老人ホームに関する意識調査の結果
シックスワン株式会社が運営するケアワークスは、2025年8月に30~50代の男女300人を対象とした「老人ホームに関する意識調査」を実施しました。この調査は、現代人が抱える老後に関する不安や期待を明らかにすることを目的としています。調査結果を通じて、参加者が思い描く老後の生活や、老人ホームに対する実際のイメージが浮かび上がりました。
調査概要
- - 調査対象:30代~50代の男女
- - 調査方法:選択式および自由記述式のアンケート
- - 調査期間:2025年8月1~2日
- - 有効回答数:300件
調査結果の概要
理想の老後の暮らし方
調査の結果、多くの人が「できる限り自宅で暮らしたい」と回答しました。その割合は約40.3%に達し、次点で「必要になったら老人ホームに入りたい」が22.0%でした。自由回答の内容からも、自宅を重視する傾向が見て取れます。
老人ホームへの期待と不安
老人ホームについて尋ねられた際、最も多かったのは「費用がどのくらいかかるのか」でした。これは54.7%の人が関心を寄せており、次いで「介護スタッフが信頼できそうか」49.3%、最後に「プライベートな空間が確保されているか」39.7%という結果が出ました。年代別に見ても、この傾向には大きな差異は見られませんでした。
不安要素としての費用
自由記述式の回答には、費用面に対する深刻な懸念が寄せられました。50代の男性は「とにかく費用が高い、年金では入居できない」との声を寄せ、女性からも「貧乏人には縁がない」といった厳しい意見がありました。このように、経済的な不安は特に高く、老後の生活設計に大きな影響を与えています。
プライバシーと自由の制約
また、プライバシーの確保に対する懸念も多く、「自由な行動ができない」と感じる人が多数を占めていました。若い世代からも、「窮屈で自分の好きなように生活できなさそう」との声が寄せられ、今後の生活スタイルに対する不安が強調されました。
スタッフに対する信頼性
介護スタッフに対する懸念も少なくありません。この調査では、「介護を理由にした虐待に耐えなければならない」との不安や、「虐待のニュースがあるから怖い」という意見が浮き彫りになりました。特に虐待報道によって、信頼性が揺らいでいることが伺えます。
情報へのアクセスと今後の関心
興味深いことに、約60%の回答者が老人ホームに関する情報にほとんど接触していないと回答しています。今後、もっと情報を得たいという意向は49.3%で「わからない」が最も多く、情報収集に関しても明確な意志を持っていない人が多数派となりました。
結論
調査を通じて明らかになったのは、老人ホームに対するイメージが「費用が高い」「スタッフが大変そう」「周囲とうまくやっていけるか不安」「自由度が低そう」といったネガティブなものであるということです。この現状を受けて、老人ホーム側からの積極的な情報発信が必要です。ケアワークスは、介護職の魅力向上に向けた取り組みを続けていく所存です。