カシオ計算機が『健康経営銘柄』に選定される
2023年3月10日、カシオ計算機が経済産業省と東京証券取引所が共同で策定した『健康経営銘柄』に初めて選出されました。この選定は、健康維持と増進に向けた企業努力を評価するものであり、特に従業員の健康管理を経営的視点で捉え、戦略的に実践する企業に与えられます。カシオはまた、経済産業省と日本健康会議が実施する『健康経営優良法人』の大規模法人部門において『ホワイト500』にも認定されています。
健康経営の重要性
カシオ計算機の健康経営に対する取り組みは、ただの流行ではなく、会社全体の文化として根付いています。企業の成長には健康な従業員が必要であるとの認識が深まる中で、健康維持への取り組みはますます重視されています。また、今回の認定は3回目の『ホワイト500』に続くもので、以前は2018年、2024年に選定されています。
カシオの健康経営施策
カシオは、従業員が健康を保ち、自身のパフォーマンスを最大限に発揮できる環境づくりに取り組んでおり、以下のような施策を展開しています。具体的には、以下のような取り組みを進めてきました:
- - 女性特有の健康課題に向き合う:全従業員を対象に、女性特有の健康問題に関するセミナーを開催し、認識を高めています。
- - 育児休業の取得率向上:2030年までに男性の育児休業取得率を100%にする目標を掲げ、柔軟な育児休業制度を整備しています。
その他の取り組み
さらにカシオは、健康経営の一環として多岐にわたる健康維持施策を実施しています。たとえば、喫煙に対する支援プログラムや、職域接種を通じた感染症対策など必見の施策があります。また、睡眠の質向上を目指した「快眠セミナー」や、メンタルヘルス研修を実施し、従業員の健康状態をトータルでサポートする体制を整えています。
- - 定期健康診断:社員に健康診断を行い、必要に応じたフォローアップを実施し、健康保険組合との協力で特定保健指導も行っています。
- - 健康イベント:体組成測定会や脚力測定会を通じて、健康意識を高める活動もしています。
- - フレキシブルな勤務制度:時差勤務制度や短時間の有休制度を導入し、仕事と生活の両立を支援しています。
未来への展望
カシオ計算機は、今後も従業員が安全で快適に働ける環境の提供に努め、健康経営におけるリーダーシップを発揮していきます。企業の基本理念である『驚きを身近にする力で、ひとりひとりに今日を超える歓びを。』を胸に、革新的な製品やサービスを通じて社会貢献を目指し続ける所存です。また、今回の選定を契機に、さらなる発展を目指す取り組みを推進し、全社員のウェルビーイングを実現していきたいと考えています。
カシオ計算機の魅力と健康経営への取り組みは、企業文化として根付いた成果であり、今後も新たな挑戦に満ちた方向性で進化し続けることが期待されます。