さわかみグループ、S.LEAGUEと提携し新たなサーフィンシリーズを発表!
日本のサーフィンシーンに新たな風を吹き込む情報が舞い込んできました。一般社団法人日本プロサーフィン連盟が発表したところによれば、2025年7月にスタートする「S.LEAGUE」のトップカテゴリーである「S.ONE」ツアーが、さわかみグループとツアーパートナーとして正式に契約を締結したとのことです。この契約により、さわかみグループが名を冠したシリーズ大会が数多く開催されることになります。
さわかみ S.ONEシリーズの概要
新たな「さわかみ S.ONEシリーズ」には、ショートボード、ロングボードともに3つの大会が設定されています。特に注目すべきは、2025年7月に行われる「さわかみ 北海道プロ」や、続いて2026年4月には「さわかみ S.LEAGUE GRAND FINALS 25-26 一宮」が予定されています。
ショートボードの大会内容
- - 25’7/10〜14: さわかみ 北海道プロ
- - 25-26シーズン中に1戦(スケジュール調整中)
- - 26’4月: さわかみ S.LEAGUE GRAND FINALS
ロングボードの大会内容
- - 25’7/10〜14: さわかみ 北海道プロ
- - 25’7/24〜25: さわかみ 鉾田プロ
- - 26’4月: さわかみ S.LEAGUE GRAND FINALS
さらに、各大会での特別賞として「さわかみ ブースト賞」が新設されます。この賞は、女子選手の賞金額の差を補填することを目的としており、ショートボード男子の優勝賞金を基準に、その額に満たない女子選手やロングボード男子/女子の選手に特別賞として進呈されます。
さわかみ ブースト賞の意義
さわかみグループの代表である澤上龍氏は、この賞の意義について「女子選手の賞金が男子選手に比べてどうしても少ない現状を打開するために設けた」と説明しています。エントリー数やヒート数が少ないことで、賞金に差が生じることは理解できるものの、その差は選手にとって大きな負担となりうるという指摘があります。特に、参加者の減少は賞金構造を固定化させる要因にもなりかねません。
そこで、このブースト賞は選手がより前向きに挑戦できる環境を整え、サーフィン業界の盛り上がりにつながることを目指しています。
大会の今後に期待
さわかみグループの新たな取り組みは、サーフィン競技の可能性を広げ、より多くの選手が活躍できる舞台を作ることを約束しています。今後の大会がどのような展開を迎えるか、ファンとしても目が離せません。新たなスポンサーシップのもと、サーフィンがどのように盛り上がっていくのか、期待が高まります。
この取り組みが、サーフィンシーン全体のシュリンクを防ぎ、競技の魅力を広げる一助となることに期待しましょう。