社会人500人が語る!日常の勉強習慣とその理由
近年の社外活動として勉強することの重要性が増していますが、実際に社会人はどれほどの勉強を日常的に行っているのでしょうか?
東京都心を中心に活動する株式会社ライフアドバンスが実施した調査によれば、500人の社会人に対してのアンケートの結果、「日常的に勉強している」と答えたのはわずか22.8%、さらに53.2%は「時々している」と応え、「全くしていない」との回答は24%に達しました。このデータから、約8割の人が何らかの形で勉強に取り組んでいる一方で、4割近くは日常的な勉強ができていない実態が浮かび上がりました。
勉強の理由:仕事とのバランス
調査では、日常的に勉強をしない理由として、「時間がない」「体力的に余裕がない」「勉強内容が仕事に役立たない」といった声が多く寄せられました。特に40代の女性からは、「仕事が忙しく、勉強の時間が取れない」との意見が見られました。多くの社会人が、脳を使う余裕を持たずに日々の業務に追われていることが推測されます。
勉強している理由としては、「趣味や教養のため」といった声が21.8%、仕事に必要な知識のためが19.6%でした。社会人としてスキルアップを目指す中での学びが、日々の仕事にどう関連するかを考えることが重要かもしれません。
人気の学習内容
調査の中で「具体的にどんな勉強をしているのか?」を尋ねたところ、最も多かったのが「全くしていない」で26.0%、次いで「英語・語学」が22.2%、そして「資格取得」が21.6%でした。英語や語学学習は特に人気を集めているようです。
英語学習に取り組む人たちは、オンライン英会話やアプリ学習など、最近の多様な学習方法を取り入れています。特に対面のスクールよりも、隙間時間を利用した独学が支持されています。また、資格取得を目指す人も多く、例えば看護師や司法書士などの国家資格を目指す人がいます。
副業やキャリアアップのための勉強も増加
副業や将来のキャリアアップを見越して学習に励む社会人も増えてきています。「副収入を得るために勉強している」との回答が見られました。特にIT関連の知識を持ち、Web関連のスキルを上げようとする動きは顕著です。最近の経済状況や雇用環境を考えると、こうした学びとも合わせて、自身の市場価値向上に繋げることが考えられます。
まとめ
調査結果から分かるように、4割近くの社会人が日常的に勉強をしていないことが証明されました。しかし、勉強したいという気持ちと時間的制約の狭間で多くの人が苦しんでいるのも事実です。また、英語や資格の取得に関する需要は依然として高いままであり、自己啓発を続ける社会人像が浮かび上がります。日常に追われている皆さんも、この機会に新たな勉強を始めてみてはいかがでしょうか?