野球界初!怪我予測システム「Suportal」の登場
新たな仕組みで選手の安全を守る
野球界で初めての試みとして、身体能力測定サービス「Suportal」が開始されました。このサービスは専門スタッフが各チームに訪問し、様々な身体測定を行うものです。選手一人一人の現状を可視化し、個別のニーズに応じた測定を提供することで、選手の強みや弱みを明確化します。
「Suportal」では、下準備としてスタッフとのヒアリングを行い、チーム状況や選手の要望に応じたオーダーメイドの測定が可能です。その結果は専用アプリでフィードバックされ、選手はいつでも過去のデータを振り返ることができ、トレーニングの目標設定にも利用できます。
投球障害を未然に防ぐ
整形外科医の石井先生と理学療法士の亀井先生によって開発されたこのシステムは、投球障害の発症確率を予測し、選手が怪我をするリスクを事前に知ることを可能にします。これにより、選手自身がコンディションを管理しやすくなる他、監督も選手の状態を把握することが容易になります。
また、アプリ内ではプロ野球チームでトレーナーを務めた中原氏の指導によるトレーニング動画が多く提供され、投球障害予測に基づいたエクササイズや、球速UP、肩力強化などの目的別メニューも展開されています。選手は自己のコンディションや目標に応じたトレーニングを行うことができます。
簡単な記録管理で万全のコンディション管理
このアプリでは、選手の日々の投球数や疲労度、痛みの有無とその場所、痛みの程度などを記録できます。これにより、選手は自己の身体の不調に気付きやすくなり、監督も選手全体のコンディションをシンプルに管理できる仕組みです。記録はLINEとの連携を通じて行えるため、習慣化も非常に容易です。
システム開発の背景
代表取締役の土井良記氏は、かつて自身も怪我に苦しみながらプレーしていた経験から、このサービスの開発に着手しました。この経験を基に、専門家の意見を取り入れて運動選手の怪我を未然に防ぐ仕組みづくりを進めてきました。「Suportal」の提供を通じて、野球界における怪我のない環境を実現することを目指しています。
将来的な展望
この「Suportal」は今後、野球だけでなく他の競技にも展開していく予定です。また、2024年初旬にはアスリート向けの栄養食の提供も計画しています。スポーツ界の進展を促進するため、現場の声を生かしつつ、アプリの改善を続けていく方針です。
地域貢献と支援制度
さらに、野球に興味を持つ小学生への支援や、アオダモの植林活動など、未来の野球界を見据えた取り組みも行っています。特に、支援制度「しゃもじポイント」により、サービス利用者はポイントを通じて支援したい活動に寄付することが可能です。
会社概要と前進
「全従業員の物心両面の幸福を追及」と掲げる株式会社しゃもじは、東京・目黒区に本社を構え、2021年に設立されました。今後もスポーツ領域での挑戦を続け、選手たちに幸せを提供し、野球界全体の発展に寄与していくことでしょう。サービス詳細については、
公式サイト「Suportal」をご覧ください。