東京海上日動、AIアドバイス機能でエンゲージメント向上を目指す
最近、東京海上日動火災保険株式会社が株式会社コミュニティオが提供するデジタルサンクスカード「TeamSticker」を用いた新しい取り組みを開始しました。このサービスは、エンゲージメントの向上や組織内の関係性を強化する目的で、特に重要な「感謝・称賛の文化」を根付かせることを目指しています。
チームステッカーの背景
東京海上日動は、「お客様や社会の“いつも”を支え、“いざ”をお守りする」という企業目的のもと、社内のエンゲージメント向上に注力しています。その中で「感謝・称賛」を推奨する「Thanks&Praise+」というサンクスカード施策を導入しました。この取り組みでは、特に社員同士の関係をより良好にすることを重視しており、感謝の気持ちを日常的に伝え合う文化を促進しています。
新たなAIアドバイス機能の導入
今回、チームステッカーに「AIアドバイス機能」が加わりました。この機能は、単なる代筆ではなく、ユーザーが書いた感謝メッセージに対して研修で学んだ内容に基づいてアドバイスを行います。利用者はAIの文例や改善点を参考にしながら、その内容を自分の言葉で表現することが求められます。これにより、自主性が尊重され、より意味のあるメッセージの送付が可能となります。
実際にこの機能を利用した研修参加者からは、感謝のメッセージを送る際のハードルが下がり、自信を持って伝えられるようになったとの声が多く寄せられています。参加者は、日々感謝の意を表しながらセミナーで学んだことを実践することができ、結果として人間関係の質が向上する手応えを感じているのです。
エンゲージメント向上の成果
この取り組みの結果、社内での感謝の文化が徐々に浸透してきていると感じられています。さらに、参加者が実践を重ねることで、彼らの間での交流も一層活発になり、職場の雰囲気が向上したとの声も聞かれています。定期的なアンケートを通じて効果を確認し、今後の改良に役立てる方針です。
コミュニティオの今後のビジョン
コミュニティオ社は、「すべての人が楽しく働く世界」を目指しており、現在も新しいテクノロジーの導入を進めています。特に、AI技術やデータ解析を取り入れたサービスによって、企業の組織力強化に貢献しています。これからも社員が楽しく働ける環境作りを推進し、社会全体の質を向上させるお手伝いをしていく所存です。
このように、東京海上日動火災保険が導入するチームステッカーのAIアドバイス機能は、感謝の文化を育くみ、エンゲージメントを高めるための重要な施策となっています。今後その成果がどのように展開されるか、注目していきたいところです。