クラスが商工中金から3億円を調達、事業拡大へ向けた新たなステップ

インテリア産業の革新を目指すクラス

株式会社クラス（本社：東京都目黒区、代表取締役社長：久保裕丈）が、商工組合中央金庫から3億円の資金調達を実施した。この融資は無保証で行われ、事業のさらなる成長を目的としている。

経済環境と企業の取組み

クラスは「“暮らす”を自由に、軽やかに」というビジョンを掲げ、耐久消費財の循環型プラットフォームを展開。これにより、個人向けの家具や家電のサブスクリプションサービス『CLAS』や、法人向けのオフィス構築『CLAS Biz』など、多岐にわたるサービスを提供している。返却された商品はリペア・クリーニングを経て再販され、廃棄物の削減にも貢献。

商工中金との信頼関係

商工中金は、クラスの取り組みを評価し、環境負荷を軽減する視点からも本融資の決定に至った。担当者は、クラスの成長が持続可能な消費の実現に寄与すると述べており、今後もサポートを続ける意向を示している。

商品ラインナップの拡充

今回の資金調達により、商品の取扱いカテゴリーおよび在庫点数の拡大が計画されており、消費者のニーズに迅速に応えられる体制を整えていくとのこと。高まる物価に対する消費者の期待に応えるために、クラスは継続的な事業の飛躍を目指している。

環境への配慮と今後の展望

クラスは、従来の売り切り型ビジネスと比較して、CO2排出量や廃棄物発生量をなぜ36％及び38％も削減することができたのか、その秘訣は、借りる・返す・買うという新しい購買体験にある。これにより、リサイクルと再利用が促進され、持続可能な社会の実現にも寄与している。

クラスは今後も、「自由で軽やかに自分らしく生きる社会」を目指し、さらなるサービスの向上に努めることを誓っている。そして、循環型エコノミーを実現すべく、持続可能な事業モデルを追求し続ける。