スカイファーム株式会社が新たな安全対策を導入
スカイファーム株式会社は、施設特化型モバイルオーダーシステム「NEW PORT」を運営し、さらに安全な決済環境を実現するために、クレジットカード本人認証サービス「3Dセキュア 2.0」を全サービスに導入しました。この新たな取り組みは、第三者による不正利用を防ぎ、利用者が安心してオンライン決済を行える環境を整えるものです。
モバイルオーダーシステム「NEW PORT」とは
「NEW PORT」は、フードコートやイベントでのオーダーマネジメントを可能にするシステムです。利用者は簡単に、しかも迅速に注文を行うことができ、オンライン上での利便性を大きく向上させています。このシステムは、商業施設や百貨店、さらには街中でも、あらゆる空間を活用したスペースの価値向上に貢献しています。
特に近年、オンライン決済のニーズが高まる中で、クレジットカードの不正利用リスクも増大しています。日本クレジット協会の調査では、2024年までにクレジットカード不正利用の被害額が過去最高に達する見通しが示されています。これを受け、経済産業省は2025年の3月末までに、全てのECサイトに対する「EMV 3Dセキュア」の導入を義務付ける方針を示しています。
「3Dセキュア 2.0」とは何か
「3Dセキュア 2.0」は、オンライン決済時にカード所有者の本人確認を行い、不正利用を防ぐための仕組みです。具体的には、決済時にカードブランドごとに提供されるワンタイムパスワードや生体認証などの追加認証を行い、カード情報の盗用を未然に防ぎます。この新しい認証により、より安全にクレジットカード決済を利用できるようになります。
導入後の流れ
「NEW PORT」においてクレジットカード決済を選択した場合、注文確認の際にカード会社の判定が行われ、リスクが高いと判定された場合は本人認証がスタートします。これにより、与信が成功した時点でのみ、支払いが完了します。この仕組みは、利用者が安心してサービスを利用できる大きな助けとなるでしょう。
スカイファームの今後のビジョン
2015年に設立されたスカイファーム株式会社は、今後も「NEW PORT」を通じて、オンライン決済の利便性とセキュリティを向上させるため、様々な取り組みを続けていく方針です。これにより、商業施設やイベントオーガナイザーにとって、不可欠な存在として成長していくことが期待されています。
会社概要
スカイファームは、神奈川県横浜市に本社を置く企業で、施設向けモバイルオーダープラットフォームの開発・運営を行っています。代表取締役は木村拓也氏で、設立から10年目を迎え、さらなる成長と発展を目指しています。詳細は、公式ウェブサイトをご覧ください。
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