すずめのティアーズが新曲「かわいがらんせ」を7inchシングルで華やかにリリース

すずめのティアーズ、7inchシングル「かわいがらんせ」を発表

日本の民謡に新たな息吹を吹き込む注目ユニット「すずめのティアーズ」が、7inchシングル「かわいがらんせ」を2025年7月2日にリリースすることが決まりました。このシングルは、レーベルDOYASA! RecordsとDIWから発売され、青空の下で聴こえてきそうな爽やかさを感じさせる作品です。

シングルとその魅力

「かわいがらんせ」は、すずめのティアーズの1stアルバム『Sparrow's Arrows Fly so High』にも収録されていますが、今回のシングルには新たに沖縄のダブ・エンジニアであるHARIKUYAMAKUによるリミックスバージョンも加わります。これは、アルバム版とは異なるアプローチで曲が再構築されており、まるで異国情緒溢れる音楽の旅へ連れて行ってくれるようです。SIDE Aにはオリジナルが収録され、SIDE Bにはリミックスが収められています。

すずめのティアーズは、佐藤みゆき（ボーカル、カヴァル）とあがさ（ボーカル、ガットギター、パーカッション）によって構成されるデュオで、日本の民謡とバルカン地方の民謡要素を融合させ、ポリフォニーの魅力を昇華させています。彼らの音楽は、古き良き日本の曲を現代の感性で踊らせることに成功しています。

過去の成果と評価

このユニットは、2024年3月にリリースされた1stアルバムがミュージックマガジン「ベスト・アルバム2024」の歌謡曲/J-POP部門で第1位を獲得するなど、多くのメディアで高い評価を受けてきました。また、Transglobal World Music Chartでもチャートインし、国内外の音楽ファンからの信頼を得ています。そんなすずめのティアーズは、今後の活動にも期待が寄せられています。

RECORD STORE DAY2025の参加も

さらに、2025年のRECORD STORE DAYでは、このシングルのアナログ盤がリリースされることも決まっています。これを記念して、様々なインストアイベントも行われる予定で、4月12日にはディスクユニオンお茶の水駅前店で、4月25日にはタワーレコード新宿店でミニライブやサイン会が開催されます。観覧は自由ですが、参加方法は購入者優先となっているため、早めの来店が推奨されます。

今後の展望

すずめのティアーズの作品は、ただの音楽に留まらず、文化を巡る旋律の交流としての役割も果たしています。彼らの最新作は、幻想的かつ異文化が交差する新たな可能性を示唆しており、音楽に対する新しい視点を提供してくれることでしょう。民謡の伝統を範囲に留めない彼らの音楽は、これからも多くのファンを魅了し続けることでしょう。

7inchシングル「かわいがらんせ」は、ただ音楽を聴くだけでなく、聞き手に新しい物語を語りかけてくれる、そんな作品になっています。今後の活動から目が離せません！