中小企業もメタバースを活用する時代へ
福岡県福岡市に本社を持つチョモランマ株式会社が、専門知識がなくても簡単にメタバース空間を構築できるWebメタバース構築CMS「メタバースビルダー」を発表しました。この新サービスにより、企業はコストや時間を大幅に削減し、迅速に高品質な3D空間を構築・公開することができるようになります。
メタバースビルダーの特徴
「メタバースビルダー」は、業界初となるノーコードエディタを採用しています。使い方は簡単で、業種別のテンプレートから選ぶだけで、必要な要素をドラッグ&ドロップで配置し、生成AIが自動的に画像やテキストを提案します。これにより、エンジニアやデザイナーがいなくても担当者の手だけで3D空間を迅速に立ち上げることが可能です。
短納期・低コストを実現
従来のスクラッチ開発では、数百万円から数千万円までの初期投資がかかり、リリースまでに数ヶ月を要しました。しかし、「メタバースビルダー」は直感的で効率的な運用を実現し、最短10分での公開が可能です。これにより、企業はきめ細やかにマーケティング施策を展開できる環境が整います。
アプリ不要の利便性
参加者は、特別なアプリのインストールや設定をすることなく、URLをクリックするだけで簡単にメタバース空間に入室できます。これにより、参加前の離脱リスクも大幅に軽減され、集客効果が期待できます。
幅広いビジネス利用シーン
「メタバースビルダー」は、BtoB商談やBtoCブランディングだけでなく、オンライン展示会、製品ショールーム、バーチャル店舗、企業の採用説明会など多岐にわたって活用できます。例えば、地方自治体が観光施策を行う際にも、仮想空間を駆使して訪問者に魅力的な情報を提供することが可能です。
無料先行体験の提供
チョモランマでは、法人や団体向けに「メタバースビルダー」の無料先行体験を開始しました。興味のある方は、特設サイトから申し込みが可能です。これは、実際の運用を体感する貴重な機会となるでしょう。
代表者の思い
チョモランマの代表取締役である山崎文章氏は、メタバースの可能性について「素晴らしいメタバースを作っても、人が来なければビジネスにはならない」と述べ、コスト・時間・集客の3つの壁を取り払うために「Web完結型」で「ノーコード」の解を導いたとのことです。
まとめ
メタバースは今やビジネスの新たな舞台です。「メタバースビルダー」を利用することで、多くの企業がこの新たな領域にスムーズに参入できるようになります。これからの重要なマーケティング基盤として、ぜひ注目したいサービスです。