現代アーティスト馬場敬一展、来場者への粋なプレゼント!
東京・南青山にある現代アートギャラリー「YUGEN Gallery」では、現在、馬場敬一氏の個展「死と再生のイニシエーション」が開催されています。会期は2024年11月8日(金)から11月25日(月)まで。
この展覧会では、ダンボールと樹脂という革新的な素材を用いた馬場氏の最新シリーズ「RESIN 死と再生」が展示されています。作品は、うつ病からの回復過程をテーマに、破壊と再生、そして再構築という生命力を表現した力作揃い。
そして、来場者へのサプライズとして、オリジナル冊子がプレゼントされています!
この冊子は全16ページで、馬場氏へのロングインタビューを掲載。作品解説と共に、彼の半生や作品に込めた想いを深く掘り下げています。日本語と英語の併記なので、海外からのアートファンにも作品世界を楽しんでもらえる工夫が凝らされています。
インタビュー以外にも、作品制作の裏側や、アーティスト自身の考え方が丁寧に解説されており、作品への理解を深め、新たな視点で作品を鑑賞できるでしょう。
さらに、約30点の作品展示に加え、制作過程を記録した動画の上映も行われ、観る者を馬場氏の内面世界へと誘います。かつては社会問題をテーマにしてきた彼が、自身の経験を昇華し、死と再生を象徴する髑髏と女神をモチーフに、自身の葛藤と向き合う姿を表現。WHOが2030年までに大きな疾病負担になると指摘する「うつ」という問題に光を当て、苦悩からの回復過程を共感できる作品群です。
馬場氏の作品は、単なるアート作品ではなく、私たち一人ひとりの心に寄り添い、生命の尊さ、そして希望を伝えてくれる存在と言えるでしょう。
展覧会概要
タイトル:死と再生のイニシエーション
会期:2024年11月8日(金)~11月25日(月)
時間:平日13:00~19:00、土日祝13:00~20:00(最終日17:00終了)
会場:YUGEN Gallery(東京都港区南青山3-1-31 KD南青山ビル4F)
* 入場料:無料
馬場敬一氏プロフィール
1974年東京都生まれ。数々の受賞歴を誇る画家。NEKA ART MUSEUM(バリ・インドネシア)などにも作品が収蔵されています。近年はgalleryQ、FEI ART MUSEUM YOKOHAMAなどで個展やグループ展を開催。
YUGEN Galleryについて
2022年2月設立。日本の現代アートを専門とするギャラリーで、東京・南青山と福岡・天神に拠点を構えています。ギャラリー名は、日本の美的概念である「幽玄」から由来。「奥深さ」「崇高さ」など、日本のアートの魅力を世界に発信しています。公式サイトでは、日本語と英語で作品販売も行っています。
この機会に、ぜひYUGEN Galleryを訪れ、馬場敬一氏の力強く、そして感動的な作品世界に触れてみてください。オリジナル冊子も忘れずにゲットしましょう!