拭き掃除競技会を開催！清掃業界の魅力を発信する取り組み

清掃の日である2024年9月24日、埼玉県さいたま市に本拠を置く株式会社たてものサービスが、『キレイ１グランプリ・拭技 -fukiwaza-』という新たな社内競技会を開催しました。このイベントは、同社が過去に行った「キレイ１グランプリ・ゴミゼロ」に続くもので、今回は拭き掃除の技術を競い合うことが主な目的です。

この競技会には、同社の各支店から集まった8名の社員が参加。競技内容は至ってシンプルですが、技術力とスピードが際立つものでした。競技者はまず、クロスを濡らし絞り、机を整えた後、尾に見立てた汚れを取り除くというスタイルでした。各参加者には、仕上げの美しさだけでなく、作業のスピードも求められ、最終的には吉沢正隆PS事業部長が見事優勝を果たしました。彼には鈴木代表から表彰状が授与され、参加者たちの努力と清掃への情熱が称えられました。

競技のルールと目的

競技は2台の長机を早く、そして丁寧に拭くというルールが設定されていました。特筆すべきは、机1台を拭くのは利き手、2台目は非利き手で行うことです。この挑戦的なスタイルは、社員が自身の清掃技術を向上させる良い機会となり、最終的にはサービス品質の向上に寄与することを目的としています。

鈴木代表は閉会式での総評で、「拭き掃除は掃除の基本であり、競技で得た技術を実際の現場作業に活かして欲しい」と語りました。彼は、掃除する際にただキレイにするだけでなく、周囲も整えられる配慮が重要だと強調しました。

撮影と公開

競技会の様子は、同社の公式YouTubeチャンネルで後日公開される予定です。これは、清掃業界では少し珍しい試みであり、一般の方々にも興味を持ってもらえるようなコンテンツとして発信されます。ビデオを通じて、清掃の楽しさや競技の緊張感を伝えることが目指されています。

社会への影響

今回は社内の取り組みとして行われましたが、株式会社たてものサービスは、この競技を通じて清掃業界の魅力を広く伝えたいと考えているようです。同社では、社内だけでなく、同業他社や一般の人々も参加できるようなイベントの開催も視野に入れています。それによって、清掃業界に対するイメージを刷新し、業界全体の活性化につながることを期待しています。

このような取り組みを通じて、地味と思われがちな清掃業界に新たな魅力が加わることでしょう。清掃は誰もが関わる基本的な作業ですが、その技術や楽しさを再発見するきっかけとなることを願っています。