落とし物クラウド「find」について
「find(ファインド)」は、落とし物に関連した問題を解消するためのデータプラットフォームです。このサービスを利用することで、落とし物をした本人は、シンプルな情報を入力するだけで、施設に自分の落とし物が届いているかどうかを確認できます。具体的には、「いつ」「どこで」「何を」落としたのかを登録することで、その後の連絡も容易に行えるのです。
findは、鉄道会社や不動産関連業者、自治体などと連携し、AIなどの先端テクノロジーを用いて情報をマッチングします。これにより、法人側は業務が効率化され、環境にも優しい運営が可能になります。一方、落とし主にとっては、より便利なサービスが提供されます。
将来的には、全国のあらゆる場所や施設から集まる落とし物のデータを一元化したプラットフォームとしての役割を果たし、受け取りや配送、保険、二次流通など落とし物に関連する多岐にわたる問題を解決するサービスへと成長することを目指しています。
資金調達の目的・背景
株式会社findは、2021年12月に設立され「新たな感謝を生み出す、世界的な落とし物プラットフォームを創る」というミッションを掲げています。設立以来、法人とのディスカッションやユーザーインタビューを重ね、信頼性のあるサービスを開発してきました。今回の4,000万円の資金調達は、初期プロダクト開発に集中し、法人向けの効率化サービスを市場に投入することを目指しています。これにより、「落とし物が必ず見つかる世界」の実現に一歩近づくことになります。
なお、2022年8月1日に、社名を株式会社FINDsから株式会社findに変更し、サービス名と社名の統一を図りました。これにより、より効果的に「落とし物クラウドfind」としての認知度を高める狙いがあります。
投資家からのコメント
投資家たちからは、高島氏の強い意志に基づく事業構想への期待が寄せられています。麻生要一氏は、高島氏の理念に共感し、「findが広まることで、落とし物が戻るやさしい日本社会に貢献する」とコメント。また、元三菱UFJ銀行専務の長田忠千代氏は、これまで見たことのないサービスモデルだと期待を寄せています。脇俊済氏に至っては、「findは生活に不可欠なサービスになる」と確信しています。
創業者からのコメント
代表の高島彬氏は、「今回の資金調達は嬉しさと緊張感を伴う」と述べ、事業の成長性や社会的意義を評価されることができたことを強調しました。また、COOの和田龍氏は、「このビジョンに賛同した人々と共に、日本の思いやり文化を育む仕組みを作り上げたい」と意気込みを語りました。
findの会社概要
- - 会社名: 株式会社find
- - 代表取締役CEO: 高島彬
- - 所在地: 東京都中央区日本橋3-2-14 日本橋KNビル4階
- - 事業内容: 落とし物クラウド「find」の開発・運営および関連サービスの提供
- - URL: https://www.finds.co.jp/
このように、findは今後も落とし物にまつわるさまざまな課題を解決し、多くの人々に新たな体験や感謝の機会を提供するサービスを目指して進化していく予定です。