第18回キッズデザイン賞を受賞した「マルチエントランス」
子どもたちが安全かつ安心して暮らし、感性や創造性が豊かに育まれる社会を目指す取り組みの中で、
キッズデザイン賞は重要な役割を果たしています。この度、「都市型狭小分譲住宅の新たな空間提案『マルチエントランス』」が受賞しました。これは、子どもや子育てに関わる社会課題を解決する斬新なアイデアの一環として評価されたものです。
キッズデザイン賞とは?
キッズデザイン賞は、「子どもたちが安全で快適に暮らす」「感性豊かに育つ環境を提供する」「子どもを安心して産み育てられる社会をつくる」という理念に基づいています。賞は、製品やサービス、空間、研究など、様々な分野の優れた作品を顕彰し、未来の子どもたちに明るい選択肢を提供しようとしています。
「マルチエントランス」の概要
「マルチエントランス」は、都市の限られたスペースを生かしつつ、子どもたちが自由に遊べる空間を提供しています。住宅の玄関と居間の中間に、新たに作られた広々とした土間空間が、その核となる部分です。この土間は、家族が集まりやすい環境を整える一方で、子どもたちはのびのびと遊ぶことができます。
土間の特徴は、天井が高く設計されているため、圧迫感が少なく開放的な雰囲気があります。タイル床は、夏はひんやりと、冬は温かみのある陽だまりを演出し、季節にかかわらず家族全員が快適に過ごせるようになっています。
遊びと学びの場
土間は単なる通路としての機能だけでなく、子どもたちの遊び場や学びの場にもなります。例えば、段差を利用してベンチにすることで、まるでおばあちゃんの家の縁側のような、家族が集まる空間になります。また、大きな観葉植物を置くことで、屋内でのガーデニングも楽しむことが可能です。
ここでは、縄跳びをしたり、水遊びをしたりと、様々なアクティビティが行えるため、子どもたちの成長に寄与する多様な経験を提供します。
東栄住宅の取り組み
このような斬新な住宅の提案を進めているのが、
東栄住宅です。私たちは、子どもや子育てに携わるすべての人々に寄り添う住まいづくりを提案しています。その理念は、子どもたちの未来がより明るく、持続可能なものであるよう努力することにあります。今後も笑顔あふれる住まいを創造し、地域社会に貢献してまいります。
結論
「マルチエントランス」は、都市生活の中でも子どもたちが安心して遊び、学ぶための新しい居住空間の提供を目指しています。このようなデザインが、未来の社会に大きく寄与することを期待しています。