「朝日地球会議2025」が東京で開催
2025年10月24日(金)から25日(土)まで、東京ミッドタウン八重洲で「朝日地球会議2025」が開催されます。株式会社朝日新聞社が主催するこの国際フォーラムでは、被爆衣類や報道写真など、歴史的な展示が行われる予定です。特に、80年前に広島で被爆した少年、豊島長生さんの制服が展示され、その背景や想いが語られる貴重な機会となります。
被爆衣類展示の意義
会場の5階イベントスペースでは、被爆衣類の展示がメインの見どころです。豊島さんの制服がどのようにして受け継がれ、彼の物語がどのように語られるのかを知ることができます。展示では、彼の妹の長男である永町謙さんが、来場者に向けて豊島さんの生涯とその制服の意味について語るコーナーも設けられており、特に注目されています。展示は24日14:00から19:30、25日10:30から18:30まで行われており、入場は無料です。
報道写真の展示も
また、ガザのミサイル攻撃で亡くなった朝日新聞の通信員、ムハンマド・マンスールさんが撮影した写真展もあり、彼の目を通して見た現場の実情を感じることができます。さらに、ウクライナの記者が撮影した戦争の様子も展示され、現在進行中の戦争のリアリティを感じることができるでしょう。
セッションとアフターイベント
「朝日地球会議2025」では、様々なリアルセッションも予定されています。例えば、「8がけ社会」と題したセッションでは、東京大学の宇野教授らが参加し、未来についての議論を深めるアフターイベントも行われます。また、「止めたい気候危機」をテーマにしたセッションもあり、気候問題への意識を高めるための対話が促進されます。各セッションの後には、参加者との意見交換を深めるイベントも計画されています。
参加方法とお申し込み
参加は無料ですが、各セッションの参加希望者は、事前にお申し込みが必要です。公式サイトからの申し込みが可能で、詳細な情報は正確に確認できます。当日は整理券が配布されるため、希望者はお早めに会場にお越しください。特に、被爆衣類に関する永町さんへの取材を希望する方は、申し込み締切が迫っているので注意が必要です。
終わりに
「朝日地球会議2025」は、私たちが直面する課題を共に考え、未来に向けた対話を促進する貴重な機会となることでしょう。日本国内のみならず、国際的な視点からも参加し、多くの人々が共に学び、変化を求める場となることが期待されます。皆さんのご参加をお待ちしております。