株式会社オカムラが5年連続で「D&I AWARD 2025」を受賞
株式会社オカムラは、神奈川県横浜市に本社を置き、多様性とインクルージョンの推進に積極的に取り組んでいる企業です。この度、同社は「D&I AWARD 2025」において、最高位の「ベストワークプレイス」に5年連続で認定されました。このアワードは、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)に注力する企業を評価し、表彰する日本最大のプログラムとして知られています。
D&I AWARD 2025とは?
「D&I AWARD 2025」は、各企業のD&Iの取り組みを評価する独自の指標「ダイバーシティスコア」に基づいており、応募企業のD&I活動を100項目の評価指標で可視化します。評価項目は、「ジェンダー」「LGBTQ+」「障害」「多文化共生」「育児・介護」の5つの大項目に分けられ、さらに各大項目は「行動宣言」「教育/理解促進」「人事制度」「コミュニティ」「働き方」の5つの要素に細分化されています。
このスコアにより、企業は「ビギナー」「スタンダード」「アドバンス」「ベストワークプレイス」の4つに分類され、オカムラは93点という高得点で「ベストワークプレイス」に認定されました。これは、同社が国内外でD&Iを推進する先駆的な企業であることを示しています。
オカムラの取り組み内容
オカムラのD&Iへの取り組みは多岐にわたります。企業としての方針を定め、多様な人財が活躍できる制度や職場環境の改善を進めています。具体的な取り組みには、不平等なバイアスをなくすための教育プログラム、各種相談窓口の設置、育児・介護の支援制度の充実があります。
具体的な取り組み例
- - 教育プログラム: 「アンコンシャスバイアス」に関するe-ラーニングを全従業員へ提供し、意識の向上を図る。
- - 相談窓口: DE&I関連の相談ができる窓口を設置し、社員からの声を反映させる仕組みを構築。
- - 育児支援: 「プラチナくるみん」の認定を受け、育児と仕事の両立を支援する制度を充実。
- - 多様性の理解促進: 社内で手話体験講座を実施し、相互理解を深める活動を行う。
また、オカムラは女性活躍推進に力を入れ、「えるぼし」の2段階目を取得。さらに、「Women’s Leadership Program」を通じて女性リーダーの育成にも取り組んでいます。
サステナビリティへの取り組み
オカムラグループは「人が活きる社会の実現」を企業のパーパスに掲げています。社会に貢献するためには、全ての人々が笑顔で働き、暮らせる環境が必要であると考えています。健康や安全に配慮した職場づくりを重視し、多様性を尊重した環境を目指します。グループ全体で、様々な観点から経営の重要課題を特定し、中期目標を設定しています。
最後に
オカムラが目指すのは、単なる企業としての成長ではなく、全ての従業員が活躍できる環境を提供することです。このような取り組みが、より多くの企業にも波及することを願っています。オカムラが今後もD&Iの分野でさらなる成果を上げ続けることに期待が寄せられています。