北海道発のスタートアップ支援プロジェクトが始動
北海道における起業家精神を育むため、STARTUP HOKKAIDO実行委員会が新たな取り組みを開始しました。このプログラムは、JAグループのAgVenture Labとの協力により、「JAアクセラレーター第6期」において初めて北海道枠を設立したものです。これにより、地域のスタートアップがグローバルな市場で戦うための支援を受けられることになります。
新たに設立された「北海道枠」
「JAアクセラレーター」は、農業や食関連のスタートアップに特化したプログラムであり、北海道から選ばれたスタートアップは、約5か月間のサポートを受けながらビジネスを実証実験する機会を得ます。この2社の選抜を通じて、北海道の特産品や資源を活かした新たなビジネスモデルの創出が期待されています。
採択されたスタートアップの紹介
1.
NoMy Japan合同会社
所在地: 北海道札幌市
職務執行者: David Andrew Quist
この企業はノルウェーのNorwegian Mycelium ASとの連携で、発酵技術を利用し、食品加工で生じる副産物を有効活用する新たなプロジェクトに取り組んでいます。この技術により、持続可能で高付加価値なタンパク質商品を市場に提供し、環境や社会への貢献を目指しています。
2.
株式会社 Perma Future
所在地: 静岡県沼津市
代表取締役: 池田 航介
「No 農 No Life」の理念のもと、農業とワーケーションを融合したユニークなサービスを展開しています。このサービスにより、農業に参加しながら非日常的な体験を楽しむことができ、地域振興にも寄与する取り組みとなっています。
成果発表会の開催
今後のプログラムの盛り上がりを受け、STARTUP HOKKAIDOによる成果発表会が11月11日(月)に札幌市で行われる予定です。ここでは、採択されたスタートアップによるプレゼンテーションが行われ、他のスタートアップとの交流の場ともなります。詳細情報は近日中に発表される予定です。
結びに
STARTUP HOKKAIDOの取り組みは、北海道におけるスタートアップのエコシステムを形成し、地域経済を活性化する大きな一歩です。この新しい支援体制を通じて、未来の起業家たちがどのように成長していくのか、今後の展開に注目です。