第一実業株式会社、クローレン社との新たな提携
総合機械商社の第一実業株式会社は、米国に本社を置くクローレン社との間で販売総代理店契約を締結しました。この契約により、第一実業社は日本国内においてクローレン社のフィルム・シート用Tダイおよびフィードブロック製品を販売することになります。
クローレン社について
クローレン社は1980年に設立され、プラスチック製フィルムやシートの成形、押出コーティング、不織布の製造に欠かせない、Tダイおよびフィードブロックの世界的なメーカーです。同社は、さまざまな産業分野に対して高品質な製品を提供しており、特に高機能フィルム・シート分野での評価は非常に高いものがあります。
日本国内では、食品業界や住設、自動車、家電などの分野において、すでに30年以上にわたり多くの企業でクローレン社の製品が使用されています。その間、クローレン社は顧客の生産ラインに対して、最適なフィルム・シートソリューションを提供し続けてきました。
省エネニーズに応える「Reƒlex™ダイ」
2019年には新製品「Reƒlex™ダイ」がリリースされ、この製品は独自のヒートボルト制御技術を備え、高速プロセスに対応できるシステムを構築しています。この技術により、立ち上げ作業時間を大幅に短縮し、生産現場での省人化や省エネニーズに応える製品提案を実現しています。
未来への展望
第一実業株式会社は、クローレン社の高精度な流路解析技術を活用した押出製品の販売を強化し、日本市場においてクローレン製品の認知度向上を目指して活動を推進していく方針です。これにより、多様な産業ニーズに応じた革新的なソリューションを提供し、さらなる市場拡大を図ることを目指しています。
Conclusion
今回の契約締結により、第一実業株式会社とクローレン社の連携がより一層強固なものとなり、日本国内のフィルム・シート業界に新たな風をもたらすことが期待されています。この協力関係が、多くの顧客に対してさらなる成果をもたらすことを願っています。