EV・HEVモーターリサイクル
2026-05-15 13:51:56

株式会社ReAxel TechnologiesがEV・HEVモーターのレアアースリサイクル試験サービスを開始

株式会社ReAxel Technologiesが新たなリサイクルサービスを開始



株式会社ReAxel Technologies(本社:岡山県岡山市、代表:鳥越誠也)は、使用済みのEV(電気自動車)やHEV(ハイブリッド車)モーターに含まれる希土類磁石を対象にした、新しいPCRレアアースリサイクル受託試験サービスを発表しました。このサービスは、自動車業界のさまざまな企業—自動車メーカー、部品メーカー、素材メーカー—に向けて提供され、リサイクルの重要性が高まる中で、効率的な資源の再利用を支援します。

サービスの目的と背景



近年、自動車産業では環境への配慮が求められ、使用済み製品をどのようにリサイクルするかが重要な課題となっています。特に、モーターに使用されるレアアースは、ネオジムやジスプロシウムなどの高性能鉱物を含むため、安定した供給とリサイクルの実現が急務です。欧州ではCRMA(Critical Raw Materials Act/重要原材料法)が制定され、リサイクル材の活用や情報開示が推進されています。

ReAxel Technologiesは、使用済みのEV・HEVモーターを「走る都市鉱山」ととらえ、これをリサイクルすることがSDGs(持続可能な開発目標)にも貢献することを目指しています。この受託試験サービスは、製品の使用終了後も資源としての利用ができる新しいサプライチェーンの構築をサポートするものです。

受託試験サービスの内容



1. モーターの調達・分解評価


使用済みモーターの調達から始まり、構造を分解してその状態を評価します。ここでは、磁石の位置や回収方法、作業難易度などを参考にして、実際の回収手法を検査します。

2. 希土類磁石の回収


モーターから取り出す希土類磁石は、特定の条件下で脱磁や切断を検証し、回収効率を評価します。また、回収プロセスの模擬試験を行い、最適な方法を見極めます。

3. 湿式精錬による成分回収


回収した磁石は、湿式精錬の手法を用いて化合物化されます。これは、複雑な化学工程を通じて、粉末状のレアアースに変換するプロセスです。

4. 組成分析


レアアースの成分や不純物の傾向を分析し、どの程度の純度で回収できるのかを確認します。蛍光X線分析などを用いて、詳細な成分評価が行われます。

5. コストと事業性の評価


最後に、各プロセスのコストを整理し、リサイクルの実現可能性を評価します。これには、材料費や工数、分析費などが含まれ、実務に即したデータが提供されます。

期待される活用シーン


このサービスは、自動車メーカーや部品メーカーはもちろん、リサイクル事業者まで多様な業種でのニーズに応えられるよう設計されています。特に、自社のリサイクルシステムを構築中の企業や、環境規制への対応を考えている部門において、大いに役立つことでしょう。

代表コメント


代表の鳥越誠也は、「我々の目標は、単に材料を回収するだけでなく、どのようにしてモーターを取り出し、高品質で経済的に再資源化できるかにあります。現物に基づいたデータが必要とされており、この試験サービスを通じて、車両ごとの実測データを提供することで、自動車産業の発展に貢献したいと考えています」と述べています。

今回のサービスがもたらす実用的なデータは、企業のサステナビリティや環境対応の強化に貢献することでしょう。今後もReAxel Technologiesはレアアースリサイクルの先駆者として、持続可能な社会の実現に向け努力してまいります。


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会社情報

会社名
株式会社ReAxel Technologies
住所
岡山県岡山市北区芳賀ORIC105号室
電話番号

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