新しい講演シリーズ『IBDとお金』開始のお知らせ
IBD(炎症性腸疾患)の患者やその家族を対象とした講演シリーズ『IBDとお金』が始まります。この講演は、お金に関する知識を深め、治療と生活を両立させるための具体的なアプローチを学ぶ貴重な機会です。第一回目は2025年12月7日(日)に開催され、患者さんが抱える治療費用の問題に真正面から挑んでいきます。
炎症性腸疾患(IBD)とは?
近年、潰瘍性大腸炎やクローン病といったIBDの患者数が急増しています。これらの疾患は長期的な治療を要し、しばしば高額な医療費がかかるため、多くの患者やその家族は経済的負担に悩まされています。難病として認定されているIBDは、公的な医療費助成を受けられるものの、その負担が国の財政に与える影響は大きくなっています。
また、軽症とされる患者は助成の対象外となり、結果的に自己負担が増えるケースも多く見られます。こうした現状を改善し、経済的に安定した治療環境を確保するために、具体的な知識と工夫を学ぶ機会が必要です。
講演の詳細
第1回目のテーマは「医療費が生活に与える影響と患者ができること」です。講師には、岡山県倉敷市のチクバ外科・胃腸科・肛門科病院の木曽愛唯美先生をお招きし、IBDとお金に関して深い洞察を提供していただきます。さらに、後半ではIBD患者自身の体験を通じて、木曽先生と共に治療に伴う費用について率直なディスカッションを行います。
プログラム内容
- - 14:00-14:40 講演『IBDとお金のこと』 講師:木曽愛唯美先生
- - 14:40-15:10 ディスカッション『自己負担を減らすためのヒント』 木曽先生、IBD患者さん2名
開催概要
- - 日程:2025年12月7日(日)14:00~15:10
- - 形式:オンラインZOOMウェビナー
- - 参加費:無料(事前申込制)
- - 共催:セルトリオン・ヘルスケア・ジャパン株式会社、株式会社グッテ
- - 後援:NPO法人IBDネットワーク
申し込み方法
参加希望の方は、以下のWEBフォームから事前にお申し込みください。
申し込みリンク
講師紹介
木曽愛唯美先生は、難病申請の支援を通じてIBD患者の生活をサポートしています。医療業界で培った知識をもとに、患者に寄り添った解決策を提供し続けています。
この講演を通じて、多くのIBD患者とその家族が、日々の治療にかかるお金に対する理解を深め、前向きな治療方針を築く助けとなれば幸いです。患者と医療従事者の連携を強化し、より良い未来を創造するための第一歩です。