株式会社SAMURAIがデジタル人材育成を強化、教育連盟に加盟

株式会社SAMURAI、デジタル人材共創連盟へ加盟

株式会社SAMURAI（東京都港区）は2025年10月、一般社団法人デジタル人材共創連盟（デジ連）に加盟することを発表しました。今回の加盟により、教育機関や自治体、企業と協力して、次世代のITスキルを習得するための基盤を整備し、未来を切り開く人材を育成することにさらに注力していきます。

加盟の背景

近年、デジタルトランスフォーメーション（DX）が進行し、産業構造や社会の働き方に大きな変化がもたらされています。これに伴い、未来を担う若い世代に「デジタルを活用する力」を育むことの重要性が増しています。しかし、学校や地域の教育現場では、プログラミングやデザイン、データサイエンスといった学びの機会が十分に提供されていないのが現状です。この課題を解決するため、SAMURAIは自社の教育サービスの強みを活かし、幅広くITスキルを習得できるプログラムを提供し、教育のイノベーションを促進することを決めました。

SAMURAIの思い

代表取締役の羽田吾立氏は、「私たちSAMURAIは『質の高いIT教育をすべての人に』というミッションのもと、あらゆる人々に寄り添った教育を実践しています。このたびの加盟を通じて、子どもたちがITの面白さや可能性に触れる機会を増やし、次世代のスキルアップを図りたいと考えています。」と語っています。

SAMURAIユースクールの紹介

SAMURAIはプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営し、これまでに45,000名以上の指導実績を有しています。この経験をもとに、学校や塾での情報教育を包括的にサポートするための教育プログラムを開発しました。具体的には、授業設計から講師派遣、教材の提供、進路支援までを一貫して行い、教育現場の課題解決に寄与しています。

さらに、DX推進による業務効率化や、教員および指導者向けの研修も行っています。プログラミング教育を通じて「学びの成果を活かすモデル」を提案し、生徒が主体的に学ぶ力を伸ばすことを目指しています。プログラミング、データサイエンス、生成AIなどのITスキルを学びながら、探求的な学習を通じた「生きる力」の育成にも取り組んでいます。

デジタル人材共創連盟の役割

デジタル人材共創連盟は、「子どもたちのデジタル力を育てる」という目標を掲げ、若者のデジタル活動を活性化するために様々なサポートを提供しています。大会等のガイドライン策定、情報提供、バーチャルプラットフォームの設立などを実施しています。さらに、産業界と連携し、デジタル教育の指導や資格取得の支援、教員向け研修を通じて、若者たちのデジタルスキル向上を図っていきます。