ユナイテッド・シネマ豊洲での特別アフタートークと映画上映に注目!
2025年の春、待望の映画『まぜこぜ一座殺人事件~まつのあとのあとのまつり~』の上映がユナイテッド・シネマ豊洲で始まります。この上映では、俳優の東ちづる氏をはじめ、著名なろう俳優の大橋弘枝氏、ドラァグクィーンであるエスムラルダ氏などが登壇する特別なアフタートークが用意されています。手話通訳も付いており、誰もが楽しめるインクルーシブなイベントです。
映画上映とアフタートークのスケジュール
映画の上映は2025年4月11日(金)から4月17日(木)までの7日間行われます。上映後には下記の日程でトークイベントも開催されます。
アフタートーク日程
登壇者:東ちづる、大橋弘枝
登壇者:東ちづる、エスムラルダ
なお、登壇者は変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。また、オリジナルグッズのチャリティー販売やサイン会も予定されています。映画視聴料は1,500円(税込)、映画パンフレットも付いてきます。視覚障害者向けにデジタルパンフレットも用意されているので、必要な方は劇場での申し出が可能です。
映画『まぜこぜ一座殺人事件』の魅力
本作は多様なマイノリティたちが一堂に会するユニークな作品です。義足や車椅子ユーザー、全盲者、ダウン症患者、ろう者、ドラァグクィーンやトランスジェンダー、さらにはこびとなど、多種多様な出演者たちが集まります。物語は、殺人事件をきっかけに彼らの本音や疑問、怒りと笑いが織り交ぜられる形で展開し、単なるエンターテイメントを超えた深いメッセージを届けます。
脚本はドラァグクィーンのエスムラルダ氏が担当しており、彼女の豊富な経験と独自の視点が作品に輝きを加えています。また、監督はCMやMV制作で知られる齊藤雄基氏が手掛け、彼にとって初の長編映画作品となります。
バリアフリー対応
今回の上映は、視覚・聴覚障害者への配慮を施されています。スクリーンにはバリアフリー日本語字幕がついており、音声ガイドアプリ「HELLO!MOVIE」を使用することで、より多くの人々が映画を楽しむことができます。デジタルパンフレットの準備も万全で、視覚障害者の方々に向けても配慮がされています。
登壇者の紹介
登壇者の一人、東ちづる氏は、広島県出身の俳優で、さまざまなメディアで幅広く活動している他、一般社団法人「Get in touch」の代表として、社会貢献にも力を注いでいます。また、彼女は昨年TEDxKyotoにも登壇し、印象的な講演を行いました。
大橋弘枝氏は、ろう者であるにも関わらず日本の演劇界で新たな地平を切り開いています。ろう者の当事者としての視点から、観客に強いメッセージを届けてきました。
エスムラルダ氏もまた、数々のメディアでの活動を通じ、ドラァグクィーンとしての存在を確立し多様な声を発信しています。
最後に
映画『まぜこぜ一座殺人事件』によって、観客に多くの心の声が届くよう、アーティストたちが情熱を注ぎました。映画を通じて、マイノリティのヒューマニズムや自由な表現について一緒に考えてみる機会となることでしょう。その中に笑いと涙、そして気づきを期待して、ぜひ劇場での上映をご覧ください。
映画公式サイト:
まぜこぜ一座殺人事件公式サイト