イベントの目的とは
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、投資家と起業家の出会いを促進する新たな形のイベントが注目されています。それが「Monthly Pitch」です。2016年に始まり、毎月開催されているこのピッチイベントは、シード・アーリー期に特化したスタートアップ企業を対象にしています。
オンライン開催への移行
2020年5月からは新型コロナウイルスの影響により、すべての選考プロセス、プレゼンテーション、ネットワーキングをオンラインで実施することに決定しました。これにより、遠方にいる投資家やスタートアップにも参加しやすくなっています。これまで36回の開催で、国内278社、海外を含めると約300社のスタートアップが登壇しています。この数は、日本の資金調達イベントの中でも最大規模と言えるでしょう。
Monthly Pitchの概要
参加するスタートアップは、事前選考を通過する必要があります。そして、選ばれた企業のみが国内外の有力ベンチャーキャピタルや業界をリードする事業会社のキーマン、著名なエンジェル投資家の前でプレゼンテーションを行える機会を得ます。各スタートアップは5分間で自身の事業をアピールし、その後は約1時間のネットワーキングタイムが設けられています。
次回のイベントは5月13日(水)19時から21時に開催予定です。
登壇者の応募条件
登壇を希望する企業にはいくつかの条件があります。
- - ITまたはインターネット関連のスタートアップであること。
- - 資金調達額は500万円から1億円を目安としていること。
- - 一次選考を通過した後に、オンラインでの二次選考に参加する意志があること。
- - 過去に登壇経験のある企業も、再度応募して登壇することが可能です。
このイベントは、ベンチャー企業と投資者のマッチングに特化したものであり、株式の募集を直接取り扱うものではありません。
会社概要
このイベントを運営しているのは株式会社サイバーエージェント・キャピタルです。東京・渋谷区に本社を置き、2006年に設立されました。代表取締役社長は近藤裕文氏です。同社は、スタートアップに特化した資金調達支援を行っており、投資活動の一環としてこのようなピッチイベントを開催しています。
お問い合わせ先
「Monthly Pitch」に関する詳細や問い合わせは、以下のメールアドレスまでご連絡ください。
新型コロナウイルスの影響で多くのスタートアップが困難な状況に立たされている今、こうした支援プログラムやイベントの意義はますます重要になっています。今後の「Monthly Pitch」が、さらなる成長のきっかけとなることを期待しています。