i-PRO、販売経路を強化するための重要契約締結を発表

i-PROの新たな一歩

i-PRO株式会社は2023年、パナソニックコネクト株式会社との間で重要な契約を結びました。この契約は、パナソニックコネクトの現場ソリューションカンパニー(GSOL)が取り扱うi-PRO製品の国内販売店向けのマーケティング機能を引き継ぐという内容です。これにより、i-PROは更なる販売体制の強化を目指し、競争力の向上を図っています。

契約締結の背景

i-PROは2019年に設立された企業で、母体はパナソニックのセキュリティシステム事業です。設立以来、同社は製品開発と製造に重きを置きながらも、自社での販路開拓にも力を入れてきました。今回の契約により、販売、マーケティング、製品開発の一体化が見込まれ、市場のニーズを迅速に製品に反映することが可能になります。これにより、国内市場での競争力を高め、事業成長を加速させる狙いがあります。

シナジー効果の期待

契約に伴う主な期待効果としては、以下の点が挙げられます：
1. 製造と販売の連携強化: 独自の製品開発と販売機能が密に連携することで、市場の動向を迅速に捉えた製品展開が実現。
2. 人材交流の促進: 海外拠点との人材のやり取りを活発化させることで、グローバルなソリューションの営業展開が加速。
3. 競争力の最適化: バリューチェーンの最適化によって、顧客に提供する付加価値を最大限に引き上げることが期待されます。
4. 品質向上: 営業・提案・アフターサービスのグレードアップが図られ、顧客満足度が向上。
5. 業務のスピード改善: オペレーションの簡素化により、業務スピードの大幅な向上が見込まれます。

販売体制の変更と今後の展望

2026年4月1日以降、i-PRO製品を扱う約500社のGSOL販売店は、i-PROとの直接取引が始まります。これにより、販売ルートが明確になり、さらなる迅速なサービス提供が可能となるでしょう。また、既存のエンドユーザーやパナソニック製品の購入顧客への影響はなく、契約の変更はありません。

i-PROの企業理念

i-PROは全ての顧客に対し、長期的な関係構築を重視し、「あらゆる環境に対して良質なソリューションを提供する」ことを企業理念に掲げています。今後も社会の安全と安心に貢献する姿勢を貫いていきます。

企業情報

i-PROは、セキュリティ、セーフティ、医療用のエッジコンピューティングカメラの分野で、世界をリードする企業です。膨大な経験と高品質なハードウェアを基に、革新的な技術を開発し、様々なニーズに対応できる製品を市場に提供しています。近年はAI技術を責任を持って活用し、安全性の高いサイバーセキュリティの提供にも力を入れています。また、2023年からは国連グローバル・コンパクトの参加企業となり、持続可能なテクノロジーの推進を掲げています。

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