元中日・阿知羅選手が名古屋で柔道整復師を目指す新たな挑戦

阿知羅選手、柔道整復師を目指す新たな一歩

元中日ドラゴンズの阿知羅拓馬選手が、名古屋市に位置する東海医療科学専門学校の柔道整復科に入学しました。これは彼がプロアスリートとしての経験をもとに、セカンドキャリアを築くための重要なステップとなります。学校法人セムイ学園が提供する「プロアスリート・セカンドキャリアサポート制度」を活用し、今後3年間で柔道整復師の国家資格を取得することを目指します。

セカンドキャリアサポート制度の活用

この制度は、引退後のキャリア形成を支援するために設けられています。選手たちは競技生活の中で多くの経験を積んできますが、故障やリハビリの経験を通じて、新たな道を模索する方も多いです。阿知羅選手は、選手時代に培った集中力と意志で柔道整復師への道を選びました。彼は奨学生証書授与式の際に、「柔道整復師になることを志しました。勉強だけでなく、行動でも他の学生の手本となれるよう頑張ります」と述べ、強い決意を表明しました。

阿知羅選手のプロフィール

阿知羅選手は大垣日本大学高等学校を卒業後、JR東日本に入社し、その後2013年にドラフト4位で中日ドラゴンズに入団。選手生活を通じて多くのファンに愛されましたが、2021年には退団し、自身の新たな道を選ぶことになりました。彼の経験が、柔道整復師としてどのように活かされるのか、多くの注目が集まっています。

東海医療科学専門学校の特徴

東海医療科学専門学校は、付属の接骨院やトレーニング施設を完備しており、柔道整復師の取得だけでなく、NSCAジャパン認定校としてパーソナルトレーナーの資格も目指せます。スポーツ業界で活躍できる柔道整復師を育成することを重要視しており、業界のニーズに応える人材の育成に力を入れています。

今後の予定としては、2021年4月1日に入学式、翌日からオリエンテーションが始まります。阿知羅選手の挑戦はここからスタートし、どのような成果を上げていくのか期待が高まります。