回帰的な温もりを届ける！MRアニマルセラピーの新境地「いつでもワンちゃん」

デジタル時代の新しいアニマルセラピーが到来

レメディ・アンド・カンパニーが新たに発表した「いつでもワンちゃん」は、MR（複合現実）技術を活用した世界初のアニマルセラピーです。介護現場に特化したこの革新的なサービスは、実際の動物によるアニマルセラピーと同等の効果を提供することが確認されています。この新技術の導入により、介護施設やデイサービスにおけるレクリエーションの世界が広がることが期待されています。

デジタルシニアの台頭

新型コロナウイルスの影響でデジタル技術の利用が加速し、シニア世代においてもデジタル機器の活用が進んでいます。総務省の調査（令和5年）によると、60〜69歳のインターネット利用率は非常に高く、特に60代では92.7%もの人々がインターネットを活用しています。これにより、これからの介護施設でもデジタルを利用した新しい形のレクリエーションが求められる時代が訪れようとしています。

「いつでもワンちゃん」の特徴

「いつでもワンちゃん」の最大のメリットは、VRゴーグルを使用して場所や時間を問わず、バーチャルペットと触れ合えることです。アレルギーや衛生面などの理由で、これまでアニマルセラピーを実施できなかった介護施設や利用者にとって、これが新たな癒しの機会となるのです。これまでには実現不可能だった「動物との触れ合い」の選択肢が、今ここに現れました。

施設側にとっても、この新しいサービスを導入することで他の施設との差別化を図れ、利用者に新たな楽しみと癒しを届けることが可能となります。今後も実際のアニマルセラピーとの比較を重ね、さらなるエビデンス構築が進むと期待されています。

ユーザーフレンドリーな体験

「いつでもワンちゃん」の設計は、介護職員の負担を軽減しつつ、利用者のニーズに応えたシンプルな構造です。利用者が選べる犬種は「ラブラドール・レトリバー」、「柴犬」、「ポメラニアン」の3種類から選択できます。また、音声やハンドサインに反応し、利用者とのインタラクションを促進します。

導入の流れ

「いつでもワンちゃん」は介護施設や施設入居者を対象としており、一般家庭向けの販売は行っていません。サービス利用までの流れは、まず問い合わせから始まり、デモ機による体験を経て本申し込み、約2週間で利用開始となる仕組みです。興味のある方は無料の相談も受け付けています。

レメディ・アンド・カンパニーの背景

レメディ・アンド・カンパニー株式会社は、2005年に設立されたCRO事業の展開を前身として、2018年に創立されました。医療分野の革新につながるソリューションを提供し続ける同社は、世界的なヘルステックプラットフォーマーを目指しています。最新技術を駆使し、急速に変化する医療課題に向けた解決策を模索しています。

「いつでもワンちゃん」は、新たなデジタル時代における介護の選択肢を広げ、これからの介護業界を改革する可能性を秘めています。興味を持つ方々は、公式サイトにて詳細をチェックしてみてください。特別な癒しの体験が待っています。