サイバーリスク・デューデリジェンスの実務セミナー
サイバー攻撃が企業経営に与える影響がますます大きくなってきています。特に、M&Aにおいては、取引対象企業のサイバーリスクを評価することが、新たなリスクへの対策として極めて重要です。2024年9月20日、KELAのグループ企業であるSling Insurtech LTDが主催する「サイバーリスク・デューデリジェンスの実務セミナー」が開催されます。このセミナーでは、法律事務所の山岡裕明弁護士を招聘し、M&A関連のサイバーリスクやその評価方法について詳しく解説します。
近年のサイバー攻撃により、多くの企業が生産活動を停止せざるを得ない事例が報告されています。特に上場企業では、サイバーインシデントが決算報告の遅延を引き起こし、評価を下げる要因となります。M&A業界でも、過去の攻撃が今になって発覚し、買収した企業による損失の原因となることが増えています。このような状況から、M&A戦略には事前のサイバーセキュリティ対策が不可欠です。
本セミナーでは、具体的にサイバーリスク・デューデリジェンスについての実務が取り扱われます。山岡弁護士が講演し、M&A対象企業や関連するサプライチェーンにおけるサイバーリスクの認識を高め、どのようにリスクを評価・管理するかのベストプラクティスを共有します。さらに、KELAが提供するSLINGのセキュリティスコアリングソリューションも紹介され、リスクを可視化するツールとしてどのように活用できるかを理解することができます。
セミナーの構成
- - ### ご挨拶 (15:00 - 15:05)
KELA株式会社 マーケティング部 部長 池田克彦 による開会の挨拶
- - ### サイバーリスク・デューデリジェンスの重要性と実務 (15:05 - 15:35)
山岡裕明弁護士が、企業が直面するサイバーリスクの実態と、その評価方法に関する講演を行います。
- - ### SLINGソリューション紹介 (15:35 - 15:50)
KELA SLING事業部 中島彬 が、サイバーセキュリティリスクを可視化するためのツールのデモンストレーションを行います。
- - ### パネルディスカッション (15:50 - 16:10)
M&A対象企業の評価方法とその法的課題について、山岡弁護士と中島彬が対談します。
- - ### 質疑応答 (16:10 - 16:30)
開催時間・場所
このセミナーは東京のJPタワー14階にて、またオンライン(Zoom)でも同時開催されます。現地参加は10名、リモート参加は50名までの定員がありますので、興味のある方はお早めにお申し込みください。参加は無料ですが、事前登録が必要です。
講師プロフィール
山岡裕明弁護士は、八雲法律事務所に所属し、テクノロジーに関する法的な専門知識を持つ実力派です。特に、サイバーセキュリティとその法的対応について深い洞察を有し、多くの企業での実務経験もあります。彼の講演を通じて、M&Aにおけるサイバーリスクをしっかり理解し、実践的な対策を学ぶことができる貴重な機会です。
詳細情報や申し込みは、KELAの公式サイトからご確認いただけます。安全なビジネス運営を目指す企業関係者必見のセミナーです。