東京伝統工芸の魅力を体験！JTBが新予約サイトを開設

東京の伝統工芸を体験できる新予約サイト

株式会社JTBはこの度、東京都や公益財団法人東京都中小企業振興公社と連携し、東京の伝統工芸を体験するための予約サイトを開設しました。このサイトは2024年10月10日から利用可能になり、アーティストや職人たちの手による製作体験を通じて、東京の文化をより深く理解してもらうことを目的としています。

体験の意義

近年、私たちの消費スタイルは変化しています。物品の購入や所有よりも、体験やサービスの享受を重視する「コト消費」が注目されています。JTBが提供するこの新しい予約サイトでは、訪日外国人を含む観光客が東京の伝統工芸品の製作を職人から直接学び、体験できる機会を提供します。

この体験を通じて、参加者は東京の伝統工芸品の魅力や背景、製作手法を理解し、古き良き日本の文化に触れることができます。また、こうした体験を増やすことで、東京の伝統工芸品産業が活性化されることを目指しています。

サイトの概要

新設される東京の伝統工芸体験予約サイトは、JTBのLAPITA内に開設されます。参加希望者は、日本語版と英語版のサイトを通じて予約が可能です。提供される体験は、20社が関与しており、各伝統工芸品の制作過程を間近で体験できます。体験内容は10月10日からサイト上で逐次公開され、参加者の予約を受け付けます。

体験内容

JTBでは、主に東京の伝統工芸品をテーマにした製作体験を実施予定です。具体的には、漆器、陶芸、和紙、染物など、さまざまなジャンルの伝統工芸品の体験が行われます。職人の指導のもと、実際に手を動かしながら、自分だけの作品を作り上げることができるため、より深く文化を体感できます。

支援事業に関する情報

さらに、JTBはこの予約サイト開設に伴い、東京の伝統工芸品事業者への支援事業も展開しています。具体的には、製作体験を中心にした新しいビジネスモデルの構築を支援し、誘客や顧客開拓をパッケージ化しています。この取り組みは、体験型ビジネスを育てるためのアドバイザーによるハンズオン支援、予約サイトへの掲載、さらにはプロモーション支援が含まれています。