エクアドル壁画プロジェクト
2018-03-26 07:00:07

エクアドルの刑務所で育む母と子の絆、壁画プロジェクト始動

エクアドル壁画プロジェクトがついに始動



アーティストのミヤザキケンスケが代表を務める「Over The Wall」プロジェクトの第4弾が、エクアドルのキトゥンベにある女性刑務所でスタートします。このプロジェクトは、受刑者の子どもたちが母親と共に生活をしている特別な環境の中で、「母と子の絆」をテーマにした壁画を描くというもので、彼らに希望を届けることを目的としています。

壁画の背景



この刑務所には、母親と一緒に過ごす乳児や幼児がいます。外の世界との接点が限られている中で育つ彼らのために、アートを通じて心の支えとなる壁画を一緒に制作します。これまでも、2017年にウクライナで子どもたちとフラッグを描いたり、2015年にはケニアのプロジェクトを実施するなど、国際的に展開してきたプロジェクトの一環です。

クラウドファンディングの開始



このプロジェクトの資金を確保するために、クラウドファンディングがスタートしました。リターンとして、完成した壁画のシールを受け取ることができるパスポートも用意されています。また、プロジェクトの初日は、東京でキックオフイベントが開催され、多彩なプログラムが予定されています。

キックオフイベントの詳細



  • - 日時: 4月1日(日)14:00~17:00(受付13:30~)
  • - 会場: GLOCAL CAFÉ
住所: 東京都港区北青山2-10-29日昭第二ビル1F
東京メトロ銀座線外苑駅前3番出口より徒歩5分

イベントでは、エクアドルの歌手によるパフォーマンスや地元カフェの出店、民芸品販売が行われます。また、Over The Wallの展示会やサポーターグッズの販売も行われる予定です。

エクアドルとの外交関係100周年



実は、このプロジェクトは日本とエクアドルの外交関係100周年を記念して実施される特別な事業です。エクアドル政府法務省や在日エクアドル大使館のサポートを受けています。また、いすゞ自動車やサクラクレパスなど、多くの企業からも協力を得ているため、期待が高まります。

アートを通じて広がる幸せ



Over The Wallプロジェクトは、決して個人の活動ではなく、ミヤザキ自身の哲学である「Supper Happy」を具現化するものです。彼は、アートを通じて世界を感じさせることを目的としたワークショップも日本国内で開催しており、子どもたちにワクワクする体験を提供しています。

ミヤザキケンスケの活動



ミヤザキは1978年に佐賀市で生まれ、筑波大学の修士課程を修了後、ロンドンでアート制作を始めました。2006年から行っているケニア壁画プロジェクトでは、現地の人々と協力しながら壁画を制作するスタイルが注目されています。また、2011年の東北大震災後にも、被災地を元気づけるアート活動を行った実績もあります。

今回のエクアドルプロジェクトには、多くの人が関心を寄せており、社会的意義をもったその活動が注意を集めています。ぜひご参加いただき、壁画が完成する時を共に迎えましょう!

お問い合わせ



取材やサポートの申し込みは、Over the wall事務局までご連絡ください。公式サイトでは、プロジェクトの詳細や支援方法についての情報も公開されています。

会社情報

会社名
Over The Wall
住所
千葉県流山市東初石5−141−10
電話番号

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