京都岡崎音楽祭「OKAZAKI LOOPS」のチケット発売開始と新たなプログラムの全貌

京都市岡崎エリアで、音楽と多彩なアートが融合する音楽祭「京都岡崎音楽祭2017『OKAZAKI LOOPS』」が開催されます。実行委員会の委員長である公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団の藤井宏一郎氏が指揮を組んだこの祭りは、3月25日（土）午前10時からチケットの一般販売が開始されます。

音楽祭は、音楽だけでなく、文学やメディアアート、演劇といった異なるジャンルが同時に体験できる新たな試みを盛り込んでいます。多くのアーティストが参加し、特に注目を集めるのは高木正勝さんのオーケストラコンサートやAimerさん、渋さ知らズオーケストラのパフォーマンスです。

さらに、小説家の平野啓一郎とギタリストの福田進一による朗読コンサートも予定されています。この醍醐味は、小説『マチネの終わりに』の名シーンを朗読しながら生演奏を交えた舞台が展開されるという点です。平野氏の独特な視点と福田氏のギターの音色が融合し、観客を魅了することでしょう。

また、音楽に合わせて行われるDJイベントやトークセッション、作品の展示も行われる予定です。岡崎エリアの各所では、観客がアートを直接体感しながら、交流を楽しむことができる様々なプログラムが用意されています。

この音楽祭の会場は、2016年にリニューアルされたロームシアター京都を中心に、平安神宮や美術館、動物園、さらには琵琶湖疏水まで、多岐にわたる文化スポットが舞台となります。美しい自然と文化が交差する岡崎エリアで、新たな形の音楽祭を体験する機会をお見逃しなく！

チケット情報
購入はオンラインチケットサイトで可能で、特別なセット券も用意されています。例えば、6月10日（土）には高木正勝のオーケストラコンサートと、渋さ知らズオーケストラとのセット券が9,500円で楽しめます。

料金は一般券が4,000円、ユース券（25歳以下）3,000円と、リーズナブルな価格で提供されています。また、全席指定で、未就学児の入場は不可である点も留意すべきです。

多彩なプログラム
音楽だけでなく、アート作品展示「音をとらえる展Ⅱ」や、DJ沖野修也氏が企画する大人のためのパーティなど、多角的な活動が目白押しです。ここでしか味わえない独特な体験ができる「OKAZAKI LOOPS」。ぜひ多くの方々に訪れていただきたいと思います。詳細や最新情報は公式ウェブサイトをご確認ください。

来るべき音楽祭では、音楽の持つ力を再確認できるチャンスです。皆様のご来場を心よりお待ちしております。