森永乳業、初の受賞
森永乳業グループが、このたびベトナムで実施している「Smiles & Health for Children」プログラムが、アジアの企業活動を称える「Asia Responsible Enterprise Awards 2026」のSocial Empowerment Category部門で受賞しました。この受賞は、日本の乳業メーカーとして初の快挙です。
この表彰は、2011年に設立されたAREAが、ESG(環境・社会・ガバナンス)およびCSR(企業の社会的責任)活動に優れた貢献を行った企業を対象としています。森永乳業が受賞した理由は、特にベトナムの山岳地帯における栄養不良や貧困という挑戦に対し、直接的に改善に寄与するプログラムを実施したことにあります。
子どもたちの健康に取り組むプログラム
受賞したプログラム「Smiles & Health for Children」は、2023年5月からスタートしました。この取り組みは、幼稚園や小学校での給食提供の基盤整備を行い、教員や保健スタッフへの栄養・衛生に関する教育も行うものです。これにより、健康的な食事を提供するためのキッチン施設の建設や、栄養に関する知識の普及を進めています。
これまでの取り組みでは、900名以上の子ども、130名以上の教員や調理スタッフ、800名以上の保護者が支援を受けました。2026年には、第3期プログラムを完了し、建設した給食施設をベトナム教育訓練省に寄贈する予定です。
持続的なコミュニティ支援
さらに、2026年7月から始まる第4期プログラムでは、地域コミュニティの住民にも対象を広げていく計画です。栄養と衛生に関する知識の普及だけでなく、子どもの健康状態を測定する技術に関する教育も行います。また、プログラムの参加者同士での「スタディツアー」も実施し、経験を共有し合う機会を設けることとしています。
グローバルな展望
森永乳業は、2029年3月期までに海外売上高の比率を15%以上に引き上げることを目指しています。これに伴い、現地のニーズを反映した製品開発や事業展開を進めていく考えです。会社のビジョンには、3億人以上の健康に貢献することが掲げられており、その達成に向けた多様な取り組みが期待されます。
今後も森永乳業は、ベトナムにおける持続的な成長と地域貢献を続ける意向を示しています。この受賞は、その第一歩として重要な意味を持っています。