Brave groupが韓国のVTuberプロダクションと経営統合
株式会社Brave group(本社:東京都港区、代表取締役:野口 圭登)は、韓国最大級のVTuberプロダクションである「StelLive」との経営統合を発表しました。この統合に伴い、Brave groupは韓国に新たな拠点「Brave group Korea Inc.」を設立しました。
経営統合の背景と目的
Brave groupは『世界に、日本の冒険心を』を理念に掲げ、国内外でVTuber事業を中心としたIP Productionを展開してきました。特に、2024年9月に発表予定の「Brave global capital」というプロジェクトでは、IPの収益化を最大化するための資本業務提携が重要なテーマとなっています。この背景には、韓国市場の成長が大きく影響しています。
韓国のVTuber市場の現状
韓国のVTuber市場は、日本と米国に次いで世界第3位という規模を誇ります。K-POPの成功によって築かれたファンコミュニティの形成ノウハウが活かされ、地上波音楽番組でバーチャルアイドルが1位を獲得するなど、人気を確立しています。StelLiveは、2023年に法人化されたばかりの会社で、代表はYouTubeの登録者数70万人を超えるストリーマー「GANGZI」です。
StelLiveの成長とこれからの展望
StelLiveは、現在9名のタレントを抱え、YouTubeチャンネルの総登録者数は180万人を超えています。また、韓国のストリーミングプラットフォームCHZZKでのフォロワー数も150万人を越え、昨年には9,000名以上が参加するポップアップイベントを開催しました。この成長を背景に、Brave groupとの統合がどのようにStelLiveを進化させるかが注目されます。
統合後の運営方針
Brave groupは、今後もStelLiveの運営方針や経営体制を維持しつつ、制作体制の強化やマーチャンダイジング(MD)、グッズ販売などにおいて自社のリソースを最大限に活用し、事業成長に寄与しようとしています。
代表のJeong Dohyeon氏は、Brave groupとの関係構築を通じて新たな挑戦を続け、StelLiveの色を保ちながらもさらなる成長を目指すと語っています。一方、Brave groupの野口圭登代表も、StelLiveと手を組むことで国際的な展開を加速させる意向を示しています。
採用情報と会社概要
Brave groupは、現在も積極的な採用活動を行っており、440名の従業員を有し、主にIPに関する事業を展開しています。具体的なポジション情報は公式サイトに掲載されています。StelLiveは今後も魅力的な温かい応援を受け、その成長を続けていくことでしょう。
この新たな経営統合は、VTuber業界においてさらに大きな影響をもたらすことが期待されます。ファンや関係者からの応援を背に、Brave groupとStelLiveは新しい一歩を踏み出しました。