プレスリリースの評価基準
2026-05-28 12:10:38

プレスリリースの評価基準、配信本数が優先される実態と課題

プレスリリースが本数重視に陥る理由とは?



株式会社PRIZMAが実施した「プレスリリースにおけるKPIと効果測定」に関する調査によると、企業の広報やマーケティング担当者は配信本数やスピードを優先する傾向にあることが明らかになりました。概要として、503名のマーケティング担当者と510名の広報担当者を対象にした本調査では、約70%の企業においてプレスリリースの運用が本数ベースで評価されていることが分かりました。これにより、プロセスやスピード感が評価のポイントとなり、ビジネス成果が見落とされがちな状態にあります。

調査結果の詳細



企画内容の決定方法


調査の結果、広報担当者の59.0%が「社内からの情報を元に記事化している」と回答し、マーケティング担当者の57.1%は「流行や社会問題と自社サービスを関連付けて決定している」と述べています。これは、広報が主に新商品の告知に終始し、マーケティングが戦略的に計画を立てていることを示していますが、両者ともにターゲットのニーズから逆算した企画の決定が不十分だったという点が気掛かりです。

社内評価基準


多くの企業が「プレスリリースの配信本数」を目標として設定している中、特に評価の軸はスピードと本数に偏っています。特に、36.9%が評価理由として「配信スピード」を重視し、36.1%が「配信本数」を挙げています。これにより、配信作業を無事に終えることが評価される一方で、プレスリリースの本来の目的であるビジネス成果に確実に結びつくかどうかが見落とされがちです。

KPIが成果へ結びつかない実態


プレスリリースの配信において、担当者はどのような指標を見ているのでしょうか。「メディア掲載数」、「配信本数・頻度」、「PV数・リーチ数」が上位を占め、これらは確かに情報の露出を測る上で重要ですが、長期的なビジネス価値を確認するには未だ限界があると言えます。実際、『売上や問い合わせ増加にどう繋がっているか』を十分に証明できていないという声も聞かれる状況です。

振り返りと効果測定の現状


振り返りの重要性が認識されているものの、実施率は中々改善しない現状があります。実際、約29.3%が「毎回実施」と回答し、約50%が「時々実施」を記録しましたが、未実施の理由は毎回内容が異なることが挙げられています。過去のデータとの比較が難しいため、振り返りのノウハウが十分に蓄積されない点が重要な課題です。

今後の課題と次の一手


プレスリリースの評価として改めて、約47.2%の担当者が「KPI設定とその効果測定の仕組み」を強化したいと考えている結果からも、現場のニーズが伺えます。また、配信後の営業・マーケ連携を進めたい意向が43%を超えており、従来の本数重視の評価から移行したい思いがあることが分かりました。

結論


プレスリリースの運用を「ただの配信」として終わらせず、真のビジネス成果を測るために、効果的なKPI設定とそれに基づいた振り返りが求められる時期に来ているのです。また、専門的な支援を受け入れながら、ビジネス成果へとつながる運用が今後の広報・マーケティングには不可欠です。これからのプレスリリースの運用には戦略的な視点が求められているのだと感じます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

会社情報

会社名
株式会社PRIZMA
住所
東京都渋谷区渋谷2-6-14今井ビル4F
電話番号
03-5468-1850

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。