善意のクラウドサービス
2022-04-01 00:00:08
善意の活動を後押しするCloudsmartの新しい取り組み
善意の活動を後押しするCloudsmartの新しい取り組み
近年、非営利団体(NPO)の活動が多様化する中で、効率的なプロジェクト管理やチーム間のコラボレーションが求められています。そんな中、米国のSmartsheet(NYSE: SMAR)は、Fortune100企業の90%や米軍を含む政府機関が利用する大規模なプロジェクト管理プラットフォームとしての信頼を築いてきました。
Smartsheetの特長とその活用
Smartsheetは190ヵ国以上で9000以上のブランドによって使用されており、その特徴はエンタープライズレベルでの高い拡張性にあります。複数のプロジェクトを効果的に立ち上げ、すべての作業を一つのダッシュボードで可視化・管理できるため、チームのコラボレーションを強力にサポートします。特に、非営利団体が行なうプロジェクトには、リソースを効率的に分配することが非常に重要です。
諸外国の事例
非営利団体がSmartsheetを利用している事例として、世界的な健康課題に取り組むタスクフォースが挙げられます。この団体は、Smartsheetを使用してタスクの管理や進捗の監視を効果的に行なっており、成功を収めています。詳細や他の事例は、Cloudsmartのサイトにて確認できます。
善意のための無償提供
Cloudsmartは、NPOの共同作業を支援するために、Smartsheetを元にしたシートを作成し、採択された団体に無償で提供する取り組みを開始しました。これにより、非営利団体は必要な情報を一元管理し、チーム間でのスムーズな共有が実現します。提供対象は商業活動を行っていないNPOに限られるため、社会貢献を目的とした団体に特化した支援が行われます。
利用メリット
支援に選ばれた団体は、Smartsheetのプラットフォームを無償で使用できるほか、ダッシュボード作成などの専門サポートを受けられます。さらに、Googleなどのクラウドツールとの連携に関する支援も無償で受けることができ、ツールを最大限に活用した活動が可能になります。
募集要項と今後の展望
支援対象として必要な要件を満たすNPOは、クラウドスマートのサイトから申し込みを行うことができます。条件としては、収益事業を持たず、特定法人の管理下にないことが求められます。応募期間は、一部延長の可能性を含めて2022年6月30日までとなっており、その後は順次支援団体の発表が行われます。
将来的な目標
今後、得られた知見を基に、NPOのIT化を進め、クラウドベースのコラボレーションを成功に導くためのテンプレートを作成します。この取り組みを通じて、効率的な情報共有と業務改善が実現し、同様の活動をしている団体同士で学び合う場を提供します。Cloudsmartの挑戦は、日本のNPOのDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めるものであり、善意のためのクラウドサービスが広がることを目指しています。
まとめ
Cloudsmartの取り組みは、単なるツールの提供に留まらず、NPOが抱える課題に寄り添った支援を行っており、今後の社会的起業家やボランティア活動に新たな可能性を提供します。私たちは、この活動が実現する社会的意義を感じながら、善意の輪を広げていくことを期待しています。
会社情報
- 会社名
-
合同会社クラウドスマート
- 住所
- 東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル5階KSフロア
- 電話番号
-
050-6867-9911