沖縄・万座ビーチに新登場!グラスボート「サブマリンJr.Ⅱ」の魅力
沖縄県国頭郡に位置するANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートにて、新たに登場した半潜水艦型グラスボート「サブマリンJr.Ⅱ」。このグラスボートは、1988年から運航されていた「サブマリンJr.」の後継として登場しました。「サブマリンJr.」は長年にわたり親しまれ、実績と人気を誇ってきましたが、その役割を引き継ぐ形で「サブマリンJr.Ⅱ」がデビューします。
「サブマリンJr.Ⅰ」の華やかな歴史
「サブマリンJr.」は、展望室の側面にガラスパネルが設置されている特徴的な構造を持つ、初めての日本の半潜水艦型グラスボートでした。この特長により、乗客は完全に水中に潜ることなく、海の美しい景観を楽しむことができました。27年の間に、約100万人のゲストがこのボートを利用し、驚異的な運行距離を記録。その距離は地球を12回周回するに相当し、海と自然の中で人々を魅了してきました。
新たな「サブマリンJr.Ⅱ」の特徴
「サブマリンJr.Ⅱ」は、44名乗りと容量を大幅に拡充。これにより、グループや家族客にも対応しやすくなりました。従来の構造を活かしつつ、新たに展望室には潜望鏡やテレビモニター、音響設備、イルミネーションパネルなどが設置されており、リアルな潜水艦体験が提供されます。特に、モニターでは潜望鏡からの映像や水中カメラを通じて海の生物を見ることができ、まるで自分が海の中にいるかのような感覚を味わえます。
万座ビーチの魅力とサンゴ再生プロジェクト
万座ビーチはそのロケーションの美しさで知られ、グラスボートツアーには理想的な場所です。航路は砂地から始まり、色とりどりの熱帯魚が生息する大規模な浜サンゴを経て、さらにサンゴの再生プロジェクトによって育成されたサンゴ畑を観察できます。近年、万座ビーチでは10年以上にわたりサンゴの再生を行っており、環境保護に対する意識も高まっています。
このツアーでは万座毛沿いのアウトリーフにも立ち寄り、サンゴと多様な魚たちを観察できることが特徴です。訪れたお客様は欠かさず海の迫力と美しさを享受できるため、好評を博しています。最後にはデッキに立ち上がり、万座毛や輝く青い海を眺めることもでき、まさに想い出に残る体験となるでしょう。
おわりに
新しい「サブマリンJr.Ⅱ」は、老舗の成功を受け継ぎ、さらなる魅力と体験を提供することでしょう。沖縄の美しい自然と共に、このグラスボートでの探検をぜひ体験してみてはいかがでしょうか。遊覧中に現在の海洋の状況や過去の自然環境とその変遷についても学ぶ機会となり、知識を深める絶好のチャンスです。是非この機会にご家族や友人と一緒に、沖縄の海の魅力に触れてみてください。
サブマリンJr.Ⅱの基本情報
- - 名称: サブマリンJr.Ⅱ
- - 営業場所: ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート
- - 営業期間: 通年
- - 所要時間: 30分
- - 料金: 大人3,500円、小人2,500円
- - 定員: 44名
- - 重量: 17トン
- - 全長: 13.45m
- - 全幅: 5.00m