WWFジャパン、新たなスポンサーズプログラムを発表
公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)が新しく「スポンサーズ」プログラムを2025年11月20日から開始することを発表しました。このプログラムは、過去に多くの支持を受けてきた「野生動物アドプト制度」をリニューアルしたものです。
参加しやすい新しい仕組み
「野生動物アドプト制度」は、ユキヒョウ、アフリカゾウ、ジャガーの保全を支援するために、多くの方々に親しまれてきました。しかし、さらなる参加のしやすさを追求し、支援金額を月1,000円、または年額12,000円からに変更しました。この新しいプログラムでは、参加者が支援している動物やその生態について学ぶことができる特典も充実しています。
返礼品で感じる保全の気持ち
プログラムに参加すると、支援対象の動物をモチーフにしたぬいぐるみ、ウェルカムブック、特典映像が返礼品として提供されます。これにより、参加者は支援対象の動物を身近に感じることができ、自らが支援しているプロジェクトの状況を継続的に見守ることができます。ウェルカムブックや特典映像には、動物の生態についての情報や、現在直面している危機、環境問題について学ぶための内容が含まれています。
参加者限定の情報コンテンツ
さらに、参加者専用のウェブサイトも用意されており、支援対象の動物に関する映像や写真、保全プロジェクトの最新情報、スタッフブログなど、さまざまなコンテンツをいつでもアクセス可能です。特に、2025年12月7日までに手続きを完了した参加者には、クリスマスまでに返礼品が届けられるサービスも行っています。
野生動物を守るために
IUCN(国際自然保護連合)が最新の研究結果を発表し、絶滅の危険に瀕する野生生物が4万8,646種に達していることを明らかにしました。その中で8,221種は気候変動が要因とされています。ユキヒョウ、アフリカゾウ、ジャガーの3種は、密猟や生息地の減少といった多くの脅威にさらされています。支援金は、現地での生息状況調査や人間と野生動物の衝突を減らすための地域支援、気候変動に立ち向かうための環境保全活動に利用されます。これまで以上に、多くの方が手軽に参加できる形で、野生動物の未来を守ることに貢献できる機会となるでしょう。
スポンサーズプログラムの概要
「スポンサーズ」プログラムは、以下のような内容となります。
- - 開始日:2025年11月20日
- - 支援金額:月額1,000円以上または年額12,000円以上(自動更新制)
- - 対象動物:ユキヒョウ、アフリカゾウ、ジャガーの3種から選べます。
- - 返礼品:
1. 支援対象種のぬいぐるみ1体
2. ウェルカムブック(一般・お子様向けの計2冊)
3. 特典映像「この動物たちを守りたい」(QRコードによるオンライン視聴)
4. ぬりえBOX(段ボール製)
詳細等の申し込みは
WWFジャパンの公式ウェブサイト をご覧ください。
WWFジャパンについて
WWF(世界自然保護基金)は1961年に設立され、100カ国以上で活動しています。人と自然が共存する未来を目指し、生物多様性の回復や地球温暖化防止に向けた取り組みを進めています。詳しくは
WWFジャパンの公式サイト をご覧ください。