大阪市鶴見区役所で児童扶養手当の事務処理誤り、新たに過払い発覚!

大阪市鶴見区役所で児童扶養手当の事務処理誤りが新たに発覚!



大阪市鶴見区役所は、6月26日に発表した報道資料で、同区役所における児童扶養手当の事務処理誤りが新たに1件発生したことを明らかにしました。これは、6月10日に発表された同様の事務処理誤りに関する調査結果を受けて、追加で実施された調査によるものです。

今回の誤りは、手当受給者のC氏に対する令和4年度と5年度の現況届処理におけるシステム入力の誤りや複数人による確認不足が原因とされています。具体的には、令和4年度の現況届処理では、C氏の手当額決定に必要のない項目に数字が入力されたことにより、誤った金額が決定され支給されていました。また、令和5年度の現況届処理では、非課税年金の収入額がシステムに入力されていなかったため、正しい所得額が反映されず、誤った金額が決定されて支給されていました。

これにより、C氏に対しては令和4年11月分から令和6年5月分まで、合計59,460円の過払いがあったことが判明しました。

鶴見区役所は、6月19日にC氏に直接謝罪し、過払い分の返還について説明したところ、C氏は了承したとのことです。

今回の事務処理誤りを踏まえ、区役所は再発防止策として、事務処理のマニュアル確認の徹底、複数人によるチェック体制の強化、入力者と確認者の氏名などを記録するシステムの導入などを実施していくとしています。

鶴見区役所は、今回の事務処理誤りについて深く反省し、市民の信頼回復に努めていくと表明しています。

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