外国人研修「さくらゼミ」が進化!
外国人の雇用者向け教育を行っている株式会社MMHJAPANが提供する継続研修サービス「さくらゼミ」が、2025年7月にリニューアルされます。この新しいプログラムは「より深く“日本らしさ”を伝える教育」を目指しており、実用的な日本語の習得だけでなく、日本文化や価値観の理解を促進する工夫が盛り込まれています。
リニューアルの主なポイント
このリニューアルでは、従来の日本語、マナー、職場研修に加え、
日本人の考え方や価値観を伝える新教材が導入されます。日本には多くの昔話や民話があり、これらを通じて勇気、礼儀、勤勉といった大切にされている価値観を学ぶことができます。たとえば、「桃太郎」や「一寸法師」を題材にしており、言葉だけではない“在り方”や“行動の背景”を理解することが可能です。
さらに、専門職に特化したカリキュラムが展開されることで、介護、建設、飲食、ホテル業界のように、各職種に求められるマナーや接遇を学ぶことができます。これは、実際の職場で役立つスキルを身につけるための重要なステップです。
オーダーメイド教育
個々の企業のニーズに応じて、オーダーメイドのカリキュラムを設計するサービスも開始されます。これにより、現場で役立つ教育がより一層実践的になることでしょう。企業や業界、配属先に合わせて完全オリジナルのテキスト教材も制作可能で、即戦力として働けるスキルを効果的に習得することが可能になります。
企業様の声
導入企業からは「職場の雰囲気が良くなった」「“なぜその行動が大事なのか”を理解した上で動いてくれるようになった」「リーダー職の外国人が自信を持ち始めた」といったポジティブなフィードバックが寄せられています。これは、研修を受けた外国人がより積極的に職場での役割を果たすようになった証と言えるでしょう。
対象者と提供形態
「さくらゼミ」の対象は、特定技能や技人国、実習生などの外国人就労者です。研修はオンラインで行われ、必要に応じて現地との連携も可能です。また、やさしい日本語に加え、インドネシア語、ネパール語、カンボジア語など、様々な言語に対応しています。
教育長の見解
教育担当の中島は、「“働ける”だけではなく、“共に働き続けられる”力を育てることが重要です。そのためには、言葉の背後にある文化や考え方を伝える教育が必要です。日本と外国人がともに学び合える社会の構築に寄与できれば幸いです」と述べています。
会社概要
株式会社MMHJAPANは、2019年に設立され、東京都渋谷区に拠点を持つ企業です。事業内容として、予備校事業の「Ai Wa School」、研修事業の「さくらゼミ」、受け入れ安心パックの支援事業、おまもりサポートのサポート事業を展開しています。これからも、より多くの外国人就労者が日本社会で活躍できるよう、教育を通じてサポートを続けていきます。