2024年ビジネスケアラーカンファレンスが300名超参加で開催！

2024年ビジネスケアラーカンファレンスが成功裏に終了！

2024年10月15日、東京都の東京ポートシティ竹芝ポートホールで、「ビジネスケアラーカンファレンス2024」が開催されました。このイベントには、企業やメディア、経済産業省からの300名を超える参加者が集まりました。このカンファレンスは、仕事と介護を両立させるための支援策を議論するために設立された業界コンソーシアム「エクセレント・ケア・カンパニー・クラブ」により実施されました。

このカンファレンスは、休業法改正や社会の変化に伴い、企業がどのようにして従業員を支援すべきかという重要なテーマを扱っており、その需要の高まりを感じさせました。特に、両立支援に関するリアルタイムアンケートでは、39%の参加者が既存の施策を見直していると回答し、さらに31%が支援策への取り組みを検討中であることが明らかになりました。これにより、70%の参加者が実行可能な具体策を求めていることがわかります。

分科会での進んだ取り組み

このカンファレンスでは、14社の企業から推進担当者が実践を通じて得た知見を共有しました。具体的には、効果的な情報共有の方法、社内のコミュニティ設計、経営層との連携を強化する方法などについて議論しました。これにより、各参加者が自分の職場で即実践できるように工夫された取り組みを学ぶことができました。

また、特に注目すべきは、参加企業同士のディスカッションの中で、実践上の悩みや課題についての率直な意見交換が行われ、多くの共感を呼びました。事後アンケートには、「ぜひ実践してみたい」という前向きな声が寄せられ、ネットワーキングを通じて意見交換を行った参加者たちも自信を持つことができたようです。

エクセレントケアカンパニーの目的

エクセレント・ケア・カンパニー・クラブは、超高齢社会における課題の解決を目指して2022年に設立され、現在では43の企業・団体が参加しています。第3期を迎えた今回は、新たに5社が参加し、総勢14社で活動しています。このような取り組みを通じて、ビジネスケアラー支援の実践例を広く共有し、社会全体での支援体制の強化を図っています。

今後もこのようなカンファレンスを通じて、真に役立つ支援策を模索し続けるエクセレント・ケア・カンパニー・クラブに注目が集まります。

さらに、ECCカンファレンス2024の詳細は、後日クラブの公式サイトにて公開予定で、アーカイブ配信の申し込みも受付中です。興味のある方はぜひ登録してみてください。